内村航平 プロ転向2カ月 新シーズンへ充実「体操と超向き合えてる」

 日本体操協会は3日、都内で男子ナショナルチームの強化合宿を公開した。

 リオデジャネイロ五輪団体・個人総合2冠の内村航平(28)は、昨年12月のプロ転向から2カ月が経過。テレビやイベント出演、本の出版など露出が増えたが「選手としてやってることは変わりない。より体操に向き合えているというか、超向き合えてる感覚がある。自分の世界を作り出せるようになってきた」と、充実の表情で新シーズンへの意気込みを語った。

 リオ五輪で痛めた腰や、足首、肩の故障箇所についても「だいぶ治ってきた。全部完治はしないので、付き合ってやっていくしかない」と、徐々に状態は上向いている。

 プロ選手としてイメージするのは、テニスの錦織圭のような存在。「しっかりとテニスで取り上げられているイメージがある。同じように競技で魅せていきたい」と、プロとして迎える勝負のシーズンを見据えた。

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