稀勢の里、間垣親方の訃報にショック隠せず「はらはらするような相撲だった」

すり足で体を動かす稀勢の里=東京都江戸川区の田子ノ浦部屋(撮影・出月俊成)
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 大相撲初場所で初優勝し代72代横綱に昇進した稀勢の里(30)=田子ノ浦=が1日、都内の同部屋で春場所(3月12日初日、エディオンアリーナ大阪)へ向けた稽古を再開した。四股を30分、すり足も入念に行い、1時間じっくり汗を流した。

 初場所後1週間は横綱昇進への公式行事に大忙しだったが、心身ともリセット。「体調はだいぶ戻った。しっかり体を作ろうと思っている。多少はバランスがもうちょっとのところがあるけど、これから作る」と話した。

 前日には元小結時天空の間垣親方が悪性リンパ腫のため37歳の若さで死去。新横綱もショックは隠せず「相撲教習所で一緒だった。テーピングの巻き方とかいろいろ教えてもらった。対戦も20回弱ある。同世代ですしね、さびしいものがある。なんとも言えない。まだまだ元気そうだった。はらはらするような相撲だった」と早すぎる死を惜しんだ。

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