長野7度目V 4区、5区が区間賞の力走、逆転で最多記録を更新

 「全国都道府県対抗男子駅伝」(22日、広島市平和記念公園前発着)

 長野が2時間19分9秒で3年ぶりの栄冠に輝き、最多の優勝回数を7に伸ばした。長野は4位でたすきを受けた4区の本間(佐久長聖高)が区間1位の走りで首位に立ち、5区の名取(佐久長聖高)も区間賞の快走で続いた。6区で福岡にいったんトップを譲ったが、アンカーの上野(DeNA)が逆転した。福岡が19秒差の2位。昨年優勝の愛知が3位に入り、4位に京都が続いた。

 優勝争いの大本命という重圧をはねのけた。最多記録を更新する7度目の優勝。長野の高見沢監督は「ほっとしている。1~3区が予想以上によく手応えもあった。そのあとも予定通りに走ってくれた」とたたえた。

 6区を終えて2位。首位と2秒差でたすきを受けたアンカーの上野は「行けると思った」。トップを奪うと、じわじわと差を広げて、最後は19秒差をつけた。「10度目(の出場)でゴールテープを切れた幸せは、支えてくれたみなさんのおかげ」と涙を浮かべた。

 全国高校駅伝で2位に入った佐久長聖高の4区・本間、5区・名取が力走。駅伝王国の強さを見せつけた。高見沢監督は「選手だけじゃなく、陸上協会などの協力態勢が整っている」と説明。「オール長野」の勝利を強調した。

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