【ロンドン共同】スポーツ仲裁裁判所(CAS)は4日、女子テニスで元世界ランキング1位のマリア・シャラポワ選手(29)=ロシア=が、ドーピング違反で国際テニス連盟(ITF)から科された2年間の資格停止処分を不服とした訴えを一部支持し、ことし1月からの処分期間を9カ月短縮し、1年3カ月(15カ月)にする裁定を下したと発表した。同選手は来年5月開幕の四大大会、全仏オープンから復帰できる見通しになった。
シャラポワ選手は「(来年)4月に復帰できると聞いて最高に幸せな日になった。テニスは私の情熱であり、コートに戻れるまで毎日数えている」との声明を出した。