CAS、シャラポワの裁定発表へ 2年の資格停止処分で

 【ロンドン共同】スポーツ仲裁裁判所(CAS)は3日、ドーピング違反で国際テニス連盟(ITF)から科された2年間の資格停止処分を不服として提訴した女子の元世界ランキング1位、マリア・シャラポワ(ロシア)への裁定を4日午後3時(日本時間午後10時)に下すと発表した。

 裁定は当初、7月に公表される見通しだったが、シャラポワとITFの双方が証拠の提出などに時間を要するとして延期に合意していた。

 四大大会通算5勝で29歳のシャラポワは、2012年ロンドン五輪シングルスで銀メダルを獲得。今年1月の全豪オープンで禁止薬物のメルドニウムに陽性反応を示して処分を受けた。

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