スポーツ庁の鈴木大地長官が2020年東京五輪・パラリンピックと両大会以降を見据え、競技力向上のための国の新たな支援方針「鈴木プラン」を3日に発表することが2日、分かった。継続的にメダルを獲得できる競技を増やすため、国内競技団体の強化システムの確立を本格的にサポートするほか、運動能力に優れた選手を他競技にスカウトする発掘事業などに本腰を入れる。
日本体協とJSCなどが中心となり、高校野球の春夏の甲子園大会や全国中学校大会、全国高校総体に出場した選手らを対象に他競技への転向を促すトライアウトを全国で始める。