【ロンドン共同】世界反ドーピング機関(WADA)の調査チームがロシアの国ぐるみの不正を認定し、リオデジャネイロ五輪参加の可否が注目される中、ロシア・オリンピック委員会(ROC)は20日、8月5日開幕のリオ五輪に向けて387人の選手団を編成したと発表した。タス通信などが報じた。
ROCはドーピングとは無関係な選手の出場は認められるべきだと主張した。今回の措置は、リオ大会からのロシア選手団の締め出しを検討するよう国際オリンピック委員会(IOC)に勧告したWADAに対し、結果的に強硬姿勢を示す形になった。