英ブックメーカーも認めた日本が本命!!団体、内村の個総、白井の床が“鉄板”

 日本が本命だ!リオデジャネイロ五輪に出場する体操男子日本代表が20日、成田空港から事前合宿地のブラジル・サンパウロに向け出発した。

 英国の世界的ブックメーカー「ピナクルスポーツ」が発表している倍率(7月20日時点)では、団体は昨年の世界選手権を制した日本が3連覇を狙う中国を抑え、2・030倍(中国は3・570倍)の1番人気。昨年、中国の7連覇を阻んだ世界選手権後、エースの内村航平(27)=コナミスポーツ=が「これで審判や観客の見る目が変わる。五輪に向けいい流れができた」と話していたように、潮目は一変。世界も日本を“本命”に挙げた。国内外で期待は高まる一方。04年アテネ五輪以来12年ぶり、そして悲願の団体制覇へ、内村は「期待を力に換えて、団体金メダルを目指していく」と、力強く宣言し、機上の人となった。

 個人総合でも2連覇の期待が懸かる内村が1・478倍。これはレスリング女子で4連覇の懸かる“霊長類最強女子”コンビ伊調馨(1・328倍)、吉田沙保里(1・400倍)に次ぐ日本人個人3番目の期待値で、男子100メートルの“人類最速の男”ウサイン・ボルト(1・606倍)を上回る。また、その他の選手では種目別床では白井健三(日体大)が1・602倍と“鉄板”級の支持を得た。

 19日の出発前会見で「5人とも準備は万端。現地でしっかり調整すれば、間違いなくいい演技ができる」と自信を見せていた内村。有言実行の先に、地球の裏側は、体操ニッポンのゴールドラッシュに沸き返る。

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