【リオデジャネイロ共同】南米初開催のリオデジャネイロ五輪は5日で開幕まで1カ月。リオデジャネイロ市北部の国際空港から五輪公園がある市西部バーラ地区などに向かう幹線道路には、各国の言語で「歓迎」の意味を記したのぼり旗がはためき、大統領弾劾の混乱や経済低迷の影響で低調だった祭典ムードは徐々に高まってきた。
市によると五輪公園は99%が完成。建設が最も遅れていた自転車トラック種目の会場も6月下旬にようやく大会組織委員会へ引き渡された。
一方、各国で続発するテロやリオの治安悪化を受け、五輪期間中に警備に当たる約8万5千人の軍や警察はさらに増員される見込み。