競歩・高橋、鈴木不在に「チャンス」

 リオデジャネイロ五輪代表選考会を兼ねた日本選手権20キロ競歩の前日会見が20日、神戸市内であり、男子は昨夏の北京世界選手権代表の高橋英輝(23)=富士通=と藤沢勇(28)=ALSOK、昨夏のユニバーシアード銅メダリストの松永大介(20)=東洋大=の3人が出席した。

 同種目の代表枠は最大3人が残ったままで、エントリーしていた1時間16分36秒の世界記録を持つ鈴木雄介(28)=富士通=は欠場。この日の会見に呼ばれた高橋、藤沢、松永はいずれも日本陸連が定めたリオ五輪の派遣設定記録(1時間20分12秒)をすでに突破しており、日本選手権で優勝すれば即代表に内定する。

 昨年の日本選手権で鈴木に競り勝ち、当時の日本新記録で優勝した高橋は「鈴木さんは自分よりも力が上だから、一緒にレースをすることによって自分を成長させてもらっている存在。欠場は本当に残念です」と対決できなかった無念さをかみしめながらも、「鈴木さんがいないということは考えようによってはチャンス」と前を向いた。

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