橋本聖子氏、上村会長らに総辞職要求

 不祥事が相次ぐ全日本柔道連盟(全柔連)の外部理事に就任している橋本聖子参議院議員(48)が24日、内閣府の公益認定等委員会から辞任勧告を受けた上村春樹会長(62)ら執行部に対して、即刻の総辞職を求めた。

 都内で取材に応じた橋本氏は「上村会長も含めて(執行部が)全部辞任しないと(改革は)始まらない。そこを変えないとずっと引きずる問題。総辞職ですよ。本来ならば(1月の暴力問題発覚時の)15人の選手に訴えられた時点で辞めるべきだった」と10月辞任を示唆している上村会長を強い言葉で非難。さらに「世間一般の常識としても、スポーツ界の常識としても、総辞職だと思う。これは柔道界だけでなくスポーツ界全体で受け止めないといけないこと。真価が問われている」と語った。

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