橋本外部理事が全柔連の改革に意欲

 全日本柔道連盟(全柔連)は30日、都内の講道館で、2度の臨時理事会と臨時評議員会を行った。臨時理事会では、上村春樹会長ら4人の執行部が、8月中に理事職も含めて総退陣することを決定した。

 執行部の総退陣が決まり、再構築が急務となった全柔連の新体制。臨時評議員会では後任会長を外部から招へいすべきなどの意見もあったが、具体的な名前は挙がらなかったという。全柔連は8月1日に常務理事会を立ち上げ、不正受給した助成金の返還方法と並行して、新体制の人選などを進めていく見込みだ。

 臨時評議員会後の臨時理事会から出席した、橋本聖子外部理事(48)=参院議員=は「今後、文科省や内閣府とのやりとりも出てくる。時間もないが、話し合いの中で決めていきたい」と話し、政府とのパイプ役も志願。理事会では、解任動議が否決された23理事についても「全員が一度辞職し、再度選考してはどうか」など、全柔連を再構築していく案も示した。

 藤原外部理事も「8月中は無理かもしれないが、中長期的にはそう(理事の総辞職)するのが筋だと思う」と語った。

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