FXで1日5000円稼ぐのは実現可能?必要資金や稼げる方法を徹底ガイド

FXで安定収入を得たいと思った時、1日5000円稼ぐのは一つの目標となります。

月収にして10万円程度を見込める稼ぎですが、初心者で現実的に実現できる金額なのかどうかは気になるところです。

ここでは準備すべき資金やリスク、安定的に1日5000円稼ぐ方法など、これからFXを始める人に役立つ情報を分かりやすく解説。

副業でFXをしたい人におすすめの、スマホを使ってスキマ時間で取引できるFX会社も紹介します。

目次

FXで1日5000円稼ぐために必要な5つの事前準備

FXで1日5000円稼ぐために必要な事前準備を紹介します。

FXで1日5000円稼ぐために必要な5つの事前準備
  1. 自分に合った取引ができるFX口座を開設する
  2. デモトレードや少額投資から始めて取引スタイルを確立する
  3. 最低10万円以上の軍資金を用意する
  4. 通貨ペアの特性を知る
  5. 勝率100%を目指すのはNG!損切りできるメンタルを持つ

初めての取引で5,000円稼ぐのは、ビギナーズラックもあり軍資金次第では十分に可能です。

ただし、その1回の経験から「意外と簡単なのでは?」と戦略無しに取引を続ければ、早い段階で軍資金は底をついてしまいます。

毎日5,000円を稼ぎ続けるとなると難易度は跳ね上がり、運任せではなく取引のコツを知り経験を積んでいかなくてはなりません。

実際に本格的なFX取引を始める前に、まずは入念な事前準備を行いましょう。

自分に合った取引ができるFX口座を開設する

FX取引を行うには、まず専用口座の開設が必要です。

すでに証券会社で総合口座やNISA口座を持っている人でも、改めてFX専用口座に申し込まなくてはなりません。

キャンペーンの豪華さは特に目を引くのでつい重視しがちですが、取引を続けるなら以下の2点を重視しましょう。

  • 経営状態がよく信頼できる会社が経営母体である
  • 取引に関する手数料やスプレッドはコスパがいいか

安心できる会社を選びたい場合は、株など他の金融商品も取り扱う、老舗や大手の証券会社を候補にしましょう。

また、多くのFX会社は「スプレッド最狭水準」と宣伝していますが、気になる通貨ペアごとに細かくチェックしてみてください。

スプレッドとは取引ごとにかかる手数料のようなもので、マイナー通貨になるほどFX会社ごとに差が出ます。

このほか、取引スタイルごとにも向き・不向きが分かれるので、最初にどのFX会社を選ぶかは意外と重要です。

先におすすめFX会社を知りたい方は「初心者でもFXで1日5,000円を目指せるFX会社6つ」をご覧ください。

デモトレードや少額投資から始めて取引スタイルを確立する

一刻も早く利益を得たいからと、いきなり本格的に資金を投入して取引を始めると大きな損失が発生して早いうちに挫折してしまいがちです。

「1日5,000円稼ぐ」と目標を立てたのなら、そのための手法やルールを確立するためにまずはデモトレードや超少額取引から始めてみましょう。

デモトレードはスマホアプリで取引できるので、スキマ時間の勉強にぴったりです。

本番と同じチャートを見て取引できるタイプなら、使いやすさからFX会社選びの基準の一つにもなります。

デモトレードではゲームみたいで緊張感が持てない人は、1単位・100円以下から取引できる「松井証券MATSUI FX」や「SBI FXトレード」がおすすめです。

まずはチャートの見方や取引に慣れることからスタートし、経験や自分のクセなどを分析して取引スタイルを確立させていきましょう。

軍資金は最低10万円以上なければハイリスク

まずは以下の表で、5,000円稼ぐためには取引通貨単位ごとにいくらの値動き幅が必要なのかをまとめました。

通貨単位とは、例えば1ドル=1通貨、100ドル=100通貨…といった扱いになり、pipsは1pip=0.01円の為替変動を示す単位です。

通貨単位 5,000円稼ぐのに必要な値動き
1通貨 5,000円(500,000pips)
100通貨 50円(5,000pips)
1,000通貨 5円(500pips)
10,000通貨 0.5円(50pips)
50,000通貨 0.1円(10pips)
100,000通貨 0.05円(5pips)

表を見ても明らかなように、取引数量が大きいほど少ない値動きで5,000円稼げます。

メジャーな通貨ペアである米ドル/円で1日で5,000円稼ぐなら、為替の値動き幅を勘案して10,000通貨以上の取引が理想的です。

米ドル=140円で計算すると、10,000米ドルの取引には140万円が必要ですが、投資初心者にとっては現実的な金額ではありません。

ただし、FX取引の最大の特徴であるレバレッジをかければ、もっと少ない資金で大きなお金を動かせます。

10,000米ドル取引するための軍資金とレバレッジについて、以下の表でまとめてみました。

軍資金 レバレッジ
10,000円 140倍
50,000円 28倍
60,000円 23.3倍
100,000円 14倍
150,000円 9.3倍
200,000円 7倍

日本のFX会社では、レバレッジは規制により最大25倍までなので、必要最低限の軍資金は60,000円程度となります。

ただし、高いレバレッジほど軍資金に対しての損益幅が大きくなるため、軍資金は10万円以上なければハイリスクと言えるでしょう。

5,000円稼ぎやすい取引単位とは、5,000円の損失も出しやすいという意味になります。

軍資金とレバレッジのバランス、取引タイミングの戦略がリスク管理において重要です。

通貨ペアの特性を知る

FXで取引できる通貨ペアは多岐にわたり、米ドル/円やユーロ/円といったニュースでよく見る組み合わせは取引量が多く、値動きが活発な傾向です。

取引量が多いと値動きは為替相場のトレンドに沿いやすく、チャートやテクニカル指標をもとに売り買いしやすいため初心者の投資にも向いています。

一方で、米ドルやユーロの為替相場は2022年9月現在140円を超えており、先述のとおり1日5,000円稼ぐには10万円以上の軍資金が欲しいところです。

もっと少額でFXを始めたい場合は、取引単位を減らすほか新興国通貨で取引をする方法もあります。

2022年8月の、主な新興国通貨のおおまかな為替相場は以下の通りです。

  • メキシコペソ/円:6.3~6.9円
  • トルコリラ/円:7.2~7.6円
  • 南アフリカランド/円:7.8~8.2円

メジャー通貨の10分の1以下の相場なので、1万通貨単位の投資でも軍資金が1万円あればレバレッジは10倍を超えません。

ただし、新興国通貨は取引数量が低くトレンド通りの値動きではなかったり、国の情勢変化で通貨価値が大きく下落したりと不安要素も大きいです。

マイナーな通貨ペアを選ぶ際は、年単位の為替チャートや社会情勢を確認するなど他のリスク要素も含めて検討しましょう。

勝率100%を目指すのはNG!損切りできるメンタルを持つ

初心者がFXで1日5,000円稼ぐことを目標にすると、どうしても勝率100%の取引を目指してしまいがちです。

予想に反した値動きをしても、プラスに戻った時に決済するから大丈夫、と放置していて強制決済(ロスカット)になるパターンも少なくありません。

安定して利益を得続けるためには、毎日の勝ちにこだわるのではなく損失を小さく抑えるために損切りできるメンタルも必要です。

損失を確定させるのでどうしても抵抗がありますが、機械的にルールを決めて取引を行うことが安定収入につながります。

最初から大きな金額で取引すると、損切りをする心理的なハードルも高くなってしまうため、デモトレードや少額投資で慣らしていきましょう。

利益幅と損切り幅、勝率を分析して自分にとっての最適値を分析するのがFX取引の成功のコツです。

FXで1日5000円稼ぐ4つの取引手法!人によって向き不向きがある

FXの取引手法は大きく分けて以下の4つがあり、それぞれ人によって向き・不向きがあります。

  • 長期トレード:毎日相場をチェックしていられない人におすすめ
  • デイトレード:1日のうち、ある程度FXできる時間が作れる人におすすめ
  • スイングトレード:売買の判断が的確にできる自信がある人におすすめ
  • スキャルピングトレード:スキマ時間に細かく取引したい人におすすめ

「これが一番稼げる」と断言できるスタイルはなく、メリットがあれば当然デメリットもあります。

また、取引手法によってはスマホアプリの使い勝手も重視すると、より利益が得られるチャンスが広がります。

それぞれの取引手法の特徴やメリット・デメリットについて、より詳しく見ていきましょう。

長期トレードはスワップポイントでちょこちょこ稼ぐ

メリット ・スプレッドの支払いは最小限で済む
・取引に時間をとられない
・為替差益が狙えるだけでなく毎日スワップポイントを稼げる
デメリット ・スワップポイントがマイナスになる通貨ペアもある
・為替相場の急変に直面するリスクが高くなる
・資金効率が悪い
FX会社を選ぶポイント ・経営が安定し信頼できる会社
・高スワップポイント

長期トレード(ポジショントレード)は、数週間から数年にわたってポジションを維持し続ける手法です。

長期の大きなトレンドを読んでエントリーするので、細かな値動きは気にならず頻繁なチャートチェックも必要ありません。

長期トレードではスワップポイントが主な利益となり、何もしなくても毎日発生するのが大きなメリット。

投資額に対して小さい利益であっても、労力なし・拘束時間なしで安定して稼ぎたい人にぴったりです。

ただし、長期保有すると為替相場の急変リスクも高くなり、特に自然災害や大規模テロなどは注意しようがありません。

想定外の相場急変にも耐える必要があるため、低レバレッジでの運用が基本となります。

なお、スワップポイントで1日5,000円稼ごうと思った場合、レバレッジ3倍だとどの程度の軍資金が必要なのかいくつかの通貨ペアで検証してみました。

通貨ペア 10,000通貨あたりのスワップポイント※ 1日5,000円得るための通貨数 レバレッジ3倍の場合の軍資金
米ドル/円 93円 約54万通貨 (1米ドル=140円換算)
約2520万円
トルコリラ/円 16円 約334万通貨 (1トルコリラ=8円換算)
約890万6,000円
メキシコペソ/円 14円 約357万通貨 (1メキシコペソ=7円換算)
約833万円
南アフリカランド/円 9円 約556万通貨 (1南アフリカランド=8円換算)
約1,482万6,700円

※いずれも2022年9月15日のGMOクリック証券FXネオの数値を参照

スワップポイントだけで1日5,000円稼ぐには、新興国通貨への投資でも800万円以上必要で、初心者にとってはあまり現実的な話ではありません。

無理にレバレッジを高くせず、大きなトレンドにのって為替差益を狙いながら、スワップポイントもおまけで受け取る感覚でポジションを持ちましょう。

デイトレードは短期売買を繰り返して利益を積み上げる

メリット ・為替の変動に対応しやすい
・取引チャンスが多め
・スワップポイントがないので売買どちらでもエントリーできる
デメリット ・取引の分だけチャートを見てタイミングを計る時間が必要
・リスク管理が難しい
・相場を読み売買する技術や知識が必要
FX会社を選ぶポイント ・スマホアプリで高性能ツールを使って取引ができる
・スプレッドが小さい

デイトレードはその日のうちに売買を完結させる手法で、為替の大変動の影響を受けにくく初心者にも取り組みやすいです。

取引時間帯を決めてその中で取引を完結させれば、夜中に相場が気になって寝られないなどストレスも最小限にとどめられます。

短期チャートのトレンドをしっかり分析し、売買のタイミングを逃さないのが利益を出す最大のポイントです。

仕事の休憩時間や通勤時間も、スマホアプリを使って取引ができるので時間の有効活用ができます。

ただし、利益を出すためにはテクニカル分析や独自の取引ルールが必要で、欲に負けるとあっという間に資金が底をついてしまう点には要注意。

1回あたりの取引で狙う利益幅は10~20pips(円換算で0.1~0.2銭)程度なので、スプレッドの小さいFX会社を選ぶのも利益を挙げるコツです。

為替相場の変動をじっくり待つスイングトレード

メリット ・チャートの細かい値動きを気にせずエントリーしやすい
・1回の取引で大きな利益が狙える
・拘束時間が短く副業として挑戦しやすい
デメリット ・相場の急激な変化に対応できない
・寝ている間や仕事中も常に値動きが気になる
・週末をまたぐと損切りが追いつかない場合がある
FX会社を選ぶポイント ・高スワップ+低スプレッドで細かい利益が拾える
・テクニカル指標ツールが高性能

スイングトレードは、細かい値動きや小さいトレンドは気にせず、大きめのトレンドの波に乗ってまとまった利益を狙う手法です。

数日から数週間のスパンで、100pips(日本円で1円)以上の利益を狙っていきます。

取引回数はさほど多くないので、忙しくでこまめにチャートを見ていられない人向きの方法です。

ただし、影響力の高い経済指標の発表でトレンドが急に転向する場合があるので、ファンダメンタルズ分析の知識も必要に。

相場のトレンドと経済・金融系イベントの両方を分析してトレンドを予測することが利益につながるので、知識なしで適当にポジションを持つと痛い目に遭います。

また、長期トレードと同様に価格変動リスクへの対応が必要なため、低レバレッジでの運用が基本です。

的確な判断力とスピードが求められるスキャルピング

メリット ・相場変動リスクが低い
・スマホアプリでスキマ時間に取引ができる
・取引チャンスが多い
デメリット ・まとまった利益を得るには拘束時間が長くなる
・取引回数分だけコストがかかる
・スキャルピングを実質禁止しているFX会社もある
FX会社を選ぶポイント ・スプレッドが小さい
・高性能スマホ取引ツールがある

スキャルピングとは、数秒~数分の間に取引を完結させ、小さな為替差益を繰り返し得る手法です。

小さなトレンドを利用して、ほんの短い時間で決済して次々に取引を行うので取引のチャンスが多いのもポイント。

長くポジションを持ち続けるのをストレスに感じる人や、スキマ時間を有効活用したい人に向いています。

ただし、利益確定や損切のタイミングを計るのは難しく、まとまった回数とスピードが求められるので初心者には難しい手法でもあります。

また、スキャルピングを禁止としているFX会社もあるので、規約違反で口座凍結にならないよう注意しましょう。

スキャルピング自体は禁止していなくても、外部の自動売買ツールを使用禁止としているケースも多いです。

初心者でもFXで1日5000円を目指せるFX会社6つ

ここからは初心者でもFXで1日5000円の利益を目指せるFX会社を紹介していきます。

ここで紹介するFX会社は初心者向けの配慮がありながら、FX取引の経験を積んだ人でも使いやすいです。

スプレッドやスワップポイント、スマホアプリはもちろんスキャルピングの可否も分かるので、自分に合ったFX会社が見つかるはずです。
※スプレッドやスワップポイントの値はいずれも2022年9月15日時点で最新もの

高スワップが狙えるGMOクリック証券 FXneo

GMOクリック証券の公式キャプチャ

公式サイト https://www.click-sec.com/corp/guide/fxneo/
最低取引単位 1,000通貨
※南アフリカランド/円とメキシコペソ/円は10,000通貨単位
スプレッド幅 米ドル/円:0.2銭
ユーロ/円:0.4銭
※原則固定
スワップポイント 米ドル/円:93円
メキシコペソ/円:14円
トルコリラ/円:16円
南アフリカランド/円:9円
スキャルピング 可能
スマホアプリ ・テクニカル指標12種類
・多彩なライン描画機能
・分割チャートは4画面まで対応、スワイプで最大16チャートを保存
・チャートの色選択が自由
・applewatch対応
・androidWear対応アプリもあり

GMOクリック証券では、取引数量が大口になっても低い水準を維持するスプレッドと高スワップポイントが魅力的なFX会社です。

最低取引単位は1,000通貨からと少額投資には不向きですが、高性能アプリを備えるなどFX上級者も満足できるサービスが充実しています。※南アフリカランド/円とメキシコペソ/円は10,000通貨単位

特にアプリはウェアラブル端末にも対応しているので、スマホを出す手間すら省けて常時チャートのトレンドチェックが可能です。

パソコン向け取引ツールはタイプの違う3種類、すべて無料で提供されている点も魅力的。

本格的に資金を投入して、じっくりFX取引を始めたい人におすすめです。

スプレッドの狭さが魅力のSBI FXトレード

SBI FXトレードの公式キャプチャ

公式サイト https://www.sbifxt.co.jp/
最低取引単位 1通貨
スプレッド幅 米ドル/円:0.09銭~
ユーロ/円:0.30銭~
※取引数量により異なる
スワップポイント 米ドル/円:92円
メキシコペソ/円:14円
トルコリラ/円:18円
南アフリカランド/円:10円
スキャルピング 可能
スマホアプリ機能 ・テクニカル指標9種類
・ライン描画機能
・チャートを見ながら5種類の注文可能
・4画面まで分割可能

SBI FXトレードは、1通貨単位の少額から取引ができる上にスプレッドが小さいので、初心者からFX上級者まで長く使えるFX会社です。

スプレッドは取引数量が小さいほど狭く、例えばドル/円は1,000通貨未満で0.09、1,001~100万通貨で0.19と低コストで取引できます。

スマホアプリは複数のテクニカル指標や画面分割など、パソコンでの取引と遜色ない高性能さが魅力的。

チャートを見ながら直感的に注文できるので、スキマ時間のスキャルピングやデイトレードに役立ちます。

少額投資で経験が積める松井証券MATSUI FX

松井証券の公式キャプチャ

公式サイト https://fx.matsui.co.jp/
最低取引単位 1通貨
スプレッド幅 米ドル/円:0.2~0.9銭
ユーロ/円:0.5~1.5銭
スワップポイント 米ドル/円:88円
メキシコペソ/円:16円
トルコリラ/円:26円
南アフリカランド/円:11円
スキャルピング 可能
スマホアプリ ・チャートタイプ11種類
・テクニカル指標28種類
・チャートを見ながら即発注できるスピード注文機能

老舗の証券会社で信頼度が高く、金融商品のノウハウが豊富な松井証券「MATSUI FX」。

1通貨単位で取引が始められ、深夜24時までコールセンターを開設しているなど投資初心者でもFXに取り組みやすい環境です。

スマホアプリは特に高性能で、他社では見られないテクニカル分析やチャート種の取り扱いも多数あります。

チャートを見ながらタップ一つで注文できる機能も備わっているので、独自分析を加えながらのスキャルピング取引も可能に。

新興国を中心にスワップポイントも高めで、総合力が高いFX会社です。

知識0から始めるならサポート充実の外為どっとコム

外為どっとコムの公式キャプチャ

公式サイト https://www.gaitame.com/
最低取引単位 1,000通貨
※積立FXは1通貨から可能
スプレッド幅 米ドル/円:0.2銭~
ユーロ/円:0.4銭~
スワップポイント 米ドル/円:87円
メキシコペソ/円:14円
トルコリラ/円:20円
南アフリカランド/円:10円
スキャルピング 可能
スマホアプリ ・テクニカル指標22種類
・ライン描画機能12種類
・プッシュ通知機能
・デモ口座に切り替え可能

FX専業の会社としては老舗の外為どっとコムでは、1,000通貨単位から取引できるだけでなく1通貨単位で積立も可能です。

スマホアプリはデモトレードと一体型で、本番の取引画面やチャートを使って練習ができるので知識0からでも実践的に経験が積めます。

スプレッド幅は9時~27時の間はドル/円:0.2銭など狭く、スワップポイントは南アフリカランドを中心に高水準です。

スワップ増額やスプレッド縮小など、新規以外も対象の期間限定キャンペーンも頻繁に行っているので、どの手法でもコスパよく取引ができます。

スキャルピングがサクサクできるヒロセ通商 LION FX

ヒロセ通商の公式キャプチャ

公式サイト https://hirose-fx.co.jp/
最低取引単位 1,000通貨
スプレッド幅 米ドル/円:0.2銭
ユーロ/円:0.4~1.6銭
スワップポイント 米ドル/円:16円
メキシコペソ/円:16円
トルコリラ/円:26円
南アフリカランド/円:11円
スキャルピング 可能
スマホアプリ ・端末やOS別に7種類の取引ツールを用意
・テクニカル指標最大30種類
・注文方法最大22種類
・5種類でクイック注文対応

パソコンツールだけでなく、スマホアプリにもスキャルピングに特化した「クイック注文」を用意しているのがヒロセ通商 LION FXです。

濁した言い方ではなく、スキャルピング可能と公式で明言している数少ないFX会社でもあります。

取引ツールの豊富さには特に定評があり、投資レベルや取引スタイル、手法に合わせてパソコン版だけで7種類も用意。

テクニカル分析に力を入れたい人には特におすすめのFX会社と言えます。

米ドル/円のスワップポイントが低水準な点だけ注意が必要ですが、新興国では高水準なのでスイング~長期の取引を検討中の人も要チェックです。

ツール充実で取引の可能性が広がるDMM FX

DMM FXの公式キャプチャ

公式サイト https://fx.dmm.com/
最低取引単位 1万通貨
スプレッド幅 米ドル/円:0.2銭
ユーロ/円:0.5銭
スワップポイント 米ドル/円:90円
メキシコペソ/円:14円
南アフリカランド/円:9円
※トルコリラは取り扱いなし
スキャルピング 可能
スマホアプリ ・テクニカル指標11種類
・レートアラート通知、経済指標アラート機能
・シンプル、スピーディーな取引環境
・チャートのテーマカラー変更可能

DMM FXは1万通貨からと少額取引はできないものの、本番と同じ仕様・リアルタイム取引可能なデモトレードで経験が積めます。

ツールの充実ぶりも魅力的で、好みのカスタマイズで分析がはかどるデスクトップ版から、操作性抜群のスマホアプリまで上級者も満足できる内容です。

サブツールとして「取引通信簿」があり、自分で取引履歴を記録しなくても自動的にデータを取り込みビジュアル化。

取引について分かりやすく分析結果を表示してくれるので、面倒くさがりで自己分析を怠りそうな人にはぴったりのツールでしょう。

DMM FXは取引画面の見やすさや操作性など、まずは快適な投資環境でFX取引を始めたい人におすすめのFXチャートです。

FXで安定して稼げるようになるまでに満たすべき5つの条件

何の戦略やルール作りもなく、その場の気分で取引数をこなしていても利益の出方は不安定です。

安定して1日5,000円稼げるようになるには、意識してクリアしなくてならないことがあります。

最初は負け越してしまったとしても、原因の分析と研究、実践を重ねていけばより精度が高く利益率が高い取引につながるはずです。

ここでは、特に重要な5つの条件について解説します。

自分に合った取引スタイルを見つけて極める

主な手法だけでも4つ、加えて20種類以上あるテクニカル分析と、成功している人の中でも取引スタイルやルールはそれぞれ異なります。

儲かった話を聞くと、ついあれこれ試してみたくなりますが、次々とスタイルをガラっと変えていてはいつまでも初心者レベルから抜け出せません。

あれこれ手を出さず、まずは1つのスタイルを選んで実践、取引履歴を客観的に分析して自分の弱点やクセ、強味を見出していきましょう。

分析が進めば、取引スタイルの向き・不向きも次第に分かってくるので、極めるべき手法が絞られてくるはずです。

順張りで着実に利益を積み重ねる

FX取引において、例えば上昇トレンドの相場で買いのエントリーを入れるのが「順張り」となります。

逆に、トレンドの終わりと反転を予測して、トレンドとは逆のポジション(上昇トレンドの場合は売り)を持つのが「逆張り」です。

逆張りは底値から一気にpipsを積み重ねられるので大きな利益が狙えますが、リスクが高く安定志向の取引には不向きに。

一度に大きな利益を狙わず、少ない利益でも着実に積み上げていける「順張り」が1日5,000円稼ぐという目標には向いています。

資金が少ない状態から始めるなら、儲かる額に縛られず「〇pips相場が動いたら利益を確定する」など、値動き幅で売り買いのタイミングを見定めましょう。

安定的に稼ぐなら安定度が高い通貨を選ぶ

高スワップポイントが狙えるトルコリラやメキシコペソ、南アフリカランドは、国内事情が必ずしも安定しているとは言い切れません。

国内の経済事情はもちろん、周辺諸国との関係の変化によって相場が大変動するリスクが高く、中・長期での安定性には欠けます。

継続的に利益を得続けることを目的とするなら、取引量が多く通貨価値が安定している米ドルやユーロなどを投資対象にするのが無難です。

短期取引にしても1通貨あたり7~8円程度しかないため、メジャーな通貨と比較すると少額の利益を出すにも時間がかかり、為替変動リスクを上げてしまいます。

新興国通貨よりも多めの軍資金が必要ですが、初心者ほどメジャーな通貨での取引をメインにするのがおすすめです。

損切りルールを徹底して守る

FXで利益を上げ続ける際、最も重要な作業が「損切り」です。

思惑と反対に動く相場に対して、損失を避けたい思いで見守り続けるだけでは、一気にロスカットされてしまうリスクもあります。

また、証拠金維持率を確保しようと無計画に資金を追加していくのも、必要以上が拡大する恐れがあるのでおすすめしません。

成功する投資の基本は「損小利大」です。

損を無くすのではなく小さくすることを目指し、損失以上の利益が出せる取引ルールの確立・厳守を目標とします。

損切りラインをあらかじめ定め、感情に左右されずに決めたルールを一貫して守ることが成功への近道です。

まずは1日1000円稼ぐのが目標!スモールステップを意識しよう

少額の投資からスタートして、いきなり1日5,000円稼ぐのはハードルが高く現実味がありません。

全くの初心者からのスタートなら、まずは1日100円、500円、1,000円と徐々に目標を上げていくのがおすすめです。

では、具体的に用意できる軍資金と相場の値動きごとに、1米ドル=140円、レバレッジ5倍の条件で実際に稼げる額を見てみましょう。

用意できる軍資金 レバレッジ5倍で持てる通貨数 相場の値動き
5pips(0.05円) 10pips(0.1円) 20pips(0.2円) 30pips(0.3円)
1万円 約350通貨 17.5円 35円 70円 105円
5万円 約1,700通貨 85円 170円 340円 510円
10万円 約3,500通貨 175円 350円 700円 1,050円
20万円 約7,100通貨 355円 710円 1,420円 2,130円

例えばデイトレードであれば1取引あたり10pips~を狙うので、軍資金1万円なら1日100円の利益を、20万円なら1日1,000円が現実的な目標です。

勝率や取引の手ごたえに応じて、レバレッジ率の増減も検討してみましょう。

FXで1日5000円稼ぐまでに退場する3つの失敗例と対策

FX取引では、大きな儲けを夢見て参入したものの、早期に大きな損失を出してしまい辞めてしまう=退場する人が後を断ちません。

金融先物取引業協会によると、2022年4月~6月期のFX顧客口座数10,288,474口座に対して、取引実績があるのは841,516口座だけです。(データ参考元:FFAJ|店頭外国為替証拠金取引・四半期統計データ

口座を複数開設して1つだけ利用しているケースもありますが、実に約99%の口座が休眠状態で、FXを諦めてしまった人の多さを物語っています。

FXで稼げるようになるためには、どのような失敗に注意して対策をとっていくべきなのか、原因と対策について解説します。

利益にこだわりすぎて決めたルールを無視してしまう

1日5,000円稼ぐと目標を立ててしまうと、なんとか目標をクリアしようと本来のルールには当てはまらないタイミングでエントリーしがちです。

間違ったタイミングでポジションを持ってしまうと、結果的に反対方向に相場が動いたりなかなか決済できず取引機会を逃したりといいことはありません。

特に取引回数が多めのデイトレードで起きがちで、積み重なると投資できる資金が底をついて退場につながってしまいます。

1日単位ではなく週や月など長いスパンで利益を計算しよう

デイトレードは、その日の為替相場によってはテクニカル指標がはっきりトレンドを示さない場合があります。

また、相場が急変するような事態に直面していると、トレンドが読めないばかりか大きな損失につながりやすいです。

エントリーのタイミングがこない場合は、ポジションを持つことを優先せずルール厳守を優先しましょう。

いつもは見ない時間足のチャートでエントリー条件をこじつけたり、相場の大変動は例外と大きな儲けを狙うのはNG。

軍資金に対して1日の目標額を小さめに設定したり、月単位でゆとりのある目標設定にしたりと日々の儲けをノルマ化しないことが大切です。

損切りが怖くてロスカットに遭う

1日の儲け額を優先することで起きやすいもう一つの失敗が、損切りのタイミングを逃すことです。

その日の儲けを減らし、損失が確定してしまうのは大きなストレスとなるためどうしても決済を先延ばししてしまいます。

損失が膨らむほど冷静さは失いやすく、なんとか延命させようと証拠金を追加した後でロスカットに遭うと悲惨です。

一度大損失を計上してしまうと恐怖心からFXが続けられなくなり、結果的として退場につながります。

損切りの指値注文をして機械的に対処する

損切りのルールを決めても躊躇してしまいそうな場合は、エントリー時に損切りの指値注文(逆指値注文)をするのがおすすめです。

機械的に損切りの設定をしてしまえば、感情に左右されずに決済ができるので損失は最小限に抑えられます。

デモトレードや少額投資で、勝率に対してどの程度のマイナス幅まで許容できるのかを分析すると、安定収入につながりやすいです。

また、練習時から損切りを行うと、損失の確定に慣れて恐怖心やストレスを感じにくくなります。

取引の勝率100%を狙うのは現実的ではなく、いかにうまく損切りを扱うかが成功のコツです。

負けを取り戻そうとハイレバレッジで取引をする

ハイレバレッジの取引は、大きな儲けが期待できる一方で同じ額だけ損をするリスクも含んでいます。

例えば、1通貨=100円・10,000通貨の取引で0.5円の値動きがあった場合、損益は5,000円です。

レバレッジ25倍だと証拠金40,000円で上記の取引が可能ですが、相場の変動で2円急落すれば資産は半分に減ってしまいます。

必要証拠金に対して半分(50%)まで目減りしてしまうと、契約によってはロスカット水準です。

思い切ってハイレバレッジでの取引を行うと、資産が目減りするスピードを早めて新たなポジションを持つ余力も無くなってしまいます。

稼ぎ方を確立する過程だと思って焦らない

負けが続くとついハイレバレッジで取り戻したくなりますが、それではFXがギャンブルになってしまい今後の取引につながりません。

相場がトレンドやテクニカル指標の通りに動かないことは普通にあり、どれだけ高度な分析ができても負ける時は負けます。

負け続けても動じず、冷静に次の取引に向けての対策を練ることが1日5,000円稼ぐための第一歩です。

低レバレッジで計画的な損切りもしながら経験を積んで、どのような投資スタイルが稼げるのかを勉強・検証を続けましょう。

FXで1日5,000円稼ぐのは不可能ではない!まずは少額から挑戦しよう

FXで儲け続けられる人は限られますが、決して1日5,000円稼ぐのが無理なわけではありません。

まず大事なのは、デモトレードや超少額投資で練習を積み、稼げる取引ルールを確立させることです。

その間は欲を出さず、金額ではなく稼げるpips数を重視して損切り・利益確定ライン・レバレッジを調節していきましょう。

最初から1日5,000円を目指すのではなく、少額から徐々に上げていくことも大切です。

一つずつ問題をクリアしていって、FXで1日5,000円稼ぐことを実現しましょう。

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