FXのスキャルピングとはどんな手法?勝てない人の特徴や利益が狙える売買のコツを紹介

FXのスキャルピングは、投資に興味を持つ人なら一度は耳にしたことがある手法です。

解説本が多く発行されている一方、勝てないと悩む人は少なくありません。

この記事では、FXのスキャルピングとはどのような取引なのかを詳しく解説、利益を出すためのコツも紹介します。

これからスキャルピングで稼ぎたい人、勝てなくて困っている人はぜひ最後までお読みください。

目次

FXのスキャルピングとは超短期で取引が完結する手法

FXのスキャルピングとは、数秒~数分で売買が完結する取引を繰り返し行う手法です。

1回あたりの取引で狙う利益幅は5pips程度が目安で、小さな利益を繰り返し積み重ねていきます。

超短期取引で相場の急変リスクが低いため、ポジションを持ち続けることでストレスを感じやすい人におすすめです。

また、チャートやテクニカル指標の見方に慣れてくると、スキマ時間で取引が完結できるので忙しい人にとっても挑戦しやすい手法と言えるでしょう。

デイトレードなど他のFX取引スタイルとの違い

短期で売買する手法ならデイトレードがよく知られていますが、スキャルピングとは具体的にどう違うのかは一見すると分かりにくいです。

また、中~長期でポジションを持つおなじみの手法は、スキャルピングと比較して利益の出しやすさやリスクの高さがどうなのかも気になります。

ここではスキャルピングを含む4つの手法について、その違いが比較できるよう表にまとめました。

  スキャルピング デイトレード スイングトレード 長期トレード
取引期間(目安) 数秒~数分 数十分~数時間 数日~数週間 数週間~
取引頻度目安 1日最大数十回~ 1日数回 数日~数週間に1回 数週間以上の間隔に1回
一度の取引で狙える利益 ~10pips 10~30pips 100~500pips+スワップポイント 100~500pips+スワップポイント
考えられるリスク 利用規約抵触による口座凍結 トレードに時間を割かれるため本業に支障が出る 為替変動リスク 為替変動・カントリーリスク

デイトレードは、5分足チャートなどを利用してスキャルピングよりも大きいトレンドにのって利益を狙います。

1日数回程度の取引で、その日のうちに手じまいしてしまうので為替変動リスクは少な目です。

ただし、トレンド分析やエントリーのタイミングを計るため頻繁にチャートを確認しなくてはならず、本職があると本格的に取り組むにはハードルが高いでしょう。

スイングトレードはデイトレードよりも長期のトレンドにのって100pips以上の利益を狙う手法です。

取引回数が少なく小さなトレンドを気にせずエントリーできますが、ポジションを持つ時間が長くなる分だけ為替急変のリスクも高くなります。

長期トレードは、主にスワップポイントの獲得が目的の手法で、毎日少額の利益が得られます。

長期保有なので為替急変のリスクが高いほか、新興国通貨だと国内事情の悪化も懸念材料です。

スキャルピングは、短期売買禁止のFX口座で取引したり、利用禁止の自動売買ソフトを使ったりしなければリスクは最小限と言えるでしょう。

取引回数についても自分の都合に合わせられるため、4つの手法の中では長期的なストレスがなくマイペースに続けられます。

スキャルピングのメリット

  • 資金効率がいい
  • 相場急変リスクが小さい
  • 経験が積めて取引スタイルを確立しやすい

スキャルピングは小さい値動きですぐに決済してしまうため、どんどん取引回数が増やせて利益につながります。

利益確定・損切りとも小幅な値動き内にとどまるので、取引に慣れてきたら高めのレバレッジで運用効率アップが可能に。

短時間のうちに何回も取引を行うので、早いうちから分析や検証を重ねて勝率を上げる好循環が生まれやすいです。

また、あらかじめ発表されている経済指標の発表時間は取引を行わないなど、自分から相場急変リスクを回避できるのもポイント。

3つのメリットは他の手法のデメリットをカバーするものばかりなので、これまでFX取引でうまく利益が出せなかった人でも挑戦する価値があります。

スキャルピングのデメリット

  • 取引タイミングを見極めるための経験値が必要
  • 集中力が必要で精神的負担が大きい
  • 取引回数が増えるだけコストが大きくなる

スキャルピングにはメリットだけでなく、もちろんデメリットもあります。

メリットだけ見ると初心者でも簡単に利益が出せそうですが、実はスキャルピングで利益を出すためには知識や経験が必須です。

どの時間足チャートを見るのがベストなのか、エントリーのタイミングを見つけやすいテクニカル指標はどれなのかは経験を積まなくては分かりません。

また、売買にはスピード感が問われ、相場がわずかに動いた瞬間を狙うために高い集中力を要します。

まとまった利益を得るには1日数十回の取引を行うことも少なくないので、精神的負担は大きいです。

さらに、通貨ペアごとに定められているスプレッドは手数料と同じなので、取引回数・数量が増えればコストも増えます。

例えばスプレッド0.2銭の米ドルを1万通貨・20回取引した場合、実質的に支払った手数料は4,000円です。

同じ取引でも1回だけなら200円で済むので、同じ取引通貨単位なら回数×スプレッド分だけ儲けが少なくなる点は留意しておきましょう。

FXのスキャルピングで勝つために必要な3つの資質

メリット・デメリットを見て分かるように、スキャルピングは誰でも利益を上げられる手法ではありません。

例えばスイングトレードで利益を上げられている人が、スキャルピングでは全くうまくいかないこともあり得ます。

技術や知識量の問題ではなく、スキャルピングで成功するためには3つの資質を持つことが重要です。

迅速に売り買いができる判断力と反射神経

スキャルピングでの売買はスピード勝負となり、激しく動く為替を注視してココだと思った瞬間にエントリーや決済をします。

ゆっくり考える余裕はなく、今の相場のトレンドをチャートやテクニカル指標から素早く読み取り、売り買いどちらでエントリーするかの判断も瞬時に必要です。

また、数pips程度は一瞬で動くケースが少なくないため、狙う利益が得られそうになった瞬間に決済する反射神経の良さも重要に。

ごく小さい値動きを狙うので、一瞬の判断の遅れでマイナス決済になるケースもあります。

じっくり戦略を練って売買のタイミングをはかりたいなど、一つ一つ慎重に取引を進めたい人にはやや不向きです。

微妙な値動きも見逃さない集中力

スキャルピングでは、時間足チャートは1~5分程度の短期のものをメインに使います。

ローソク足が次々に新しく更新されていき、テクニカル指標は小数点以下の小さな値動きでどんどん変化。

わずかな値動きでエントリーするかどうかの判断が必要なので、値動きを注視できる集中力が必要です。

また、スキャルピングで本格的な利益を得るには、1日何十回以上もの取引が普通になります。

そのすべてで集中力を切らさず、的確にエントリーのタイミングや利益確定・損切りをしていくのは簡単なことではありません。

FX取引とは一見関係がないかもしれませんが、集中力が高い状態を長時間維持できる能力はスキャルピングに必要不可欠です。

どんな相場でも機械的に取引できる冷静さ

小さい利益を次々に確定させていくスキャルピングは、トレンドやタイミングを見て淡々と取引を成立させなければなりません。

例えば5pipsプラスに動いたら利益を確定させるとルールで決めたら、どのような相場でも守る必要があります。

もし取引中に相場が大きく動くシーンに遭遇した場合、5pipsといわず20pips以上狙えるのでは?とつい欲が出てしまいがちです。

また、ルール通り損切りした直後に相場がプラス方向に向かえば、悔しいから次の取引では損切りせず粘ってみたいと考える場合もあります。

一度ルールに例外を作ってしまうと、どんどん取引に感情が入るようになりいつの間にかルールは無かったことに。

スキャルピングの手法からも遠のいて、結局大きな損失につながってしまいます。

プラス、マイナス、決済後の反転とどのような相場においても、欲を出さずルール通り冷静に取引できる資質が必要です。

FXのスキャルピングで成功率を高める6つのコツ

FXのスキャルピングで成功するのは難易度が高い、初心者向けではなく上級者向けといった話しはよく聞きます。

ただし、一つずつ大事な要素をクリアしていけば、いつまでも勝てない手法ではありません。

スキャルピング取引の成功率を上げ、利益を出し続けるためにはここで紹介する6つのコツを確実に押さえていきましょう。

値動きが活発な市場のオープン時間に取引する

FXは、週末を除くと原則24時間取引が可能な投資方法です。

外国為替市場は株を売買する証券取引所のような実在する場所はなく、銀行など金融機関だけで取引するインターネットや電話回線上の市場を指します。

銀行がアクティブに動く時間帯が国により異なり、特に取引量が多いのが東京・ロンドン・ニューヨークの3つの市場です。

それぞれの特徴を以下の表にまとめました。

  時間帯(日本時間) 特徴
東京外国為替市場 8時~17時頃 ・先行して取引を始めているオセアニアや、中国などアジアの国々が主に取引
・外国為替取引の基準価格「仲値」の発表が9時55分にあり、特に取引が活発になりやすい
・企業の決済日が多い「5と10の付く日」は、支払いのため米ドルの需要が高くなる=円安傾向になりやすい
ロンドン外国為替市場 夏時間:16時~深夜2時頃
冬時間:17時~深夜3時
・主にヨーロッパ各国が参加するため、ユーロやポンドの値動きが活発
・日本時間17時頃からは現地時間で昼休みとなるため、値動きが落ち着きやすい
・ロンドンフィックス(東京の仲値に相当)が夏時間の0時に発表され、値動きが激しくなりやすい
ニューヨーク外国為替市場 夏時間:21時~翌朝6時頃
冬時間:22時~翌朝7時
・ロンドン市場と被る時間帯は特に取引が活発
・米ドルを中心に取引量が多く値動きが活発になる(米ドル/円、米ドル/ユーロなど)
・経済指標の発表前は様子見で値動きが控えめで、発表後は大きく動くことがある

傾向を知っておけば、自分のライフスタイルの中で効率よく取引数が増やせる時間帯が分かります。

また、経済指標の発表や要人の演説・公演などは、市場の傾向によらず急変リスクがあり注意が必要です。

マーケット情報で発表時間を確認して、事前にリスクを回避するのか、大きなトレンドにのって利益を狙うのか戦略を練っておきましょう。

取引量が多くトレンドに沿いやすい通貨ペアを選ぶ

先述のとおり、東京市場ならアジア・オセアニアの通貨ペア、ロンドン市場ならユーロやポンドの取引量が多くなり、トレンドが発生しやすいです。

ただし、マイナーな通貨は取引への参加者が少なく値動きも不活発なため、スキャルピングには不向きに。

参加者が少ない通貨は投機筋の売買の影響を受けやすく、突発的に相場が急変する場合がある点でも注意が必要です。

特に新興国通貨ペアは低予算で参入できますが、値動きが乏しくメジャーな通貨ペアにはないリスクもあるため難易度が高くなります。

どの時間帯を通じても流動性が高いのは米ドル/円、ユーロ/円、米ドル/ユーロで、トレンドに沿った動きをしやすくスキャルピングとの相性もいいです。

利益や損失の確定は素早く行う

スキャルピング取引はスピード感がカギとなり、損失を恐れてずるずる引き延ばしたり大きな利益を狙ってポジションを持ち続けるのはNGです。

迷わず次々に取引を行い、迅速な判断で利益だけでなく損失も確定していきます。

もし決済のスピードに自信がない場合は、エントリー時にあらかじめ指値注文・逆指値注文を入れておくと取引がスムーズです。

スキャルピングで利益を増やすには取引回数を増やすしかないため、迷いなく次々とエントリーと決済を続けましょう。

スプレッドが小さく約定力が高いFX口座を開設する

スプレッドは手数料そのもので、幅が大きいほどエントリー後のマイナス幅が広がるため、小ささ(狭さ)はまず重視したいポイントです。

スプレッドが小さいほど取引コストが下がるだけでなく、利益確定が早く損切りの可能性も低くできます。

また、スキャルピングではエントリーや決済を狙った数字で約定できる「約定力」も特に重要です。

約定力はスプレッドのように数値化して比較できませんが、一つの目安として「スリッページの低さ」があります。

スリッページとは、エントリーした価格と実際の約定価格の差のことで、FX会社のカバー取引先の多さが差を縮める、または無くすためには重要です。

FX会社は外国為替市場に直接参加できないため、カバー取引先の金融機関を介して注文の売り買い先を探します。

取引先が多いほど売り手・買い手が見つかりやすいため、スリッページが起きにくいのが一般的です。

ただし、実際のところは通貨ペアや時間帯によって幅や発生率が変わるので、取引して比較してみなければ分かりません。

いくつか気になっているFX口座を開設して取引を試してみたり、デモトレードで感触を確かめたりしてみましょう。

スキャルピング禁止のFX会社での取引は避ける

スキャルピングは短時間の取引を繰り返すので、サーバーへの負担が重くなりがちで禁止しているFX会社もあります。

ただし、約款などで「スキャルピング禁止」と明記はされず、短時間で売買を繰り返すことを禁止と記載するFX会社が多いです。

禁止行為とみなされるかどうかは各社の基準によりますが、具体例が明示されているわけではないのが難しいところ。

秒単位のスピードで売り買いする場合は、ヒロセ通商のように「スキャルピング可能」と公式で認めているFX会社を利用しましょう。

スキャルピング公認のFX会社であっても、非公認の自動売買システムを利用したと認められれば、ペナルティが課されるので注意してください。

口座凍結に遭うと取引できず大きな痛手となるので、メイン口座だけでなくサブ口座も開設しておくともしもの時も取引が続けられます。

通信環境がいい場所で取引を行う

スキャルピングはスマホアプリを使ってスキマ時間でも稼げる手法ですが、場所を選ばないと取引はうまくいきません。

どんなに約定率が高いFX会社を使っていても、通信環境が悪ければサーバーとのやり取りに時間がかかり、狙った価格での約定を逃してしまいます。

例えばトンネルが多い電車の路線や地下、鉄筋コンクリートの建物の中ではモバイル通信の電波が悪くなりがちです。

いつもは乗らない路線やあまり行かない場所で、暇つぶしにとスキャルピングを始めると途中で取引が止まってしまう可能性があるので、十分注意しましょう。

自宅でWi-Fi環境が整っていても、ネット回線が遅いとスキャルピングでは不利にはたらきます。

電波が安定していて、光回線の高速通信が可能な場所で取引を行うのがベストです。

スキャルピングOKのおすすめFX口座5選

ここではスキャルピング取引がしやすい5つのFX口座を紹介します。

スプレッドが小さい、取引しやすいアプリがあるなど、どこならストレスなくスキャルピングで取引を重ねられるか比較してみましょう。

高機能アプリでサクサク取引できるGMOクリック証券 FXネオ

GMOクリック証券の公式キャプチャ

公式サイト https://www.click-sec.com/corp/guide/fxneo/
最低取引単位 1,000通貨※
スプレッド 米ドル/円:0.2銭
ユーロ/円:0.4銭
米ドル/ユーロ:0.3pips
※原則固定
カバー取引先数 12社
アプリの特徴 ・チャート上にラインをひいて直感的に指値・逆指値注文ができる
・FXトレード日記で日々の取引が記録されるので分析がはかどる

※南アフリカランド/円とメキシコペソ/円は10,000通貨単位

  • スマートウォッチ用アプリでいつでも手軽に値動きが確認できる
  • 100万通貨を超える大口取引でもスプレッドがお得

GMOクリック証券のFXは、パソコンでの取引はもちろん、スマホアプリも高性能でスピード注文にも対応しています。

スピード注文の画面の向きは縦・横どちらにも対応し、操作しやすい方でスキャルピングが可能です。

パソコン版の「プラチナチャート」では、外国為替だけでなく金や原油など組み合わせ2,000万通り以上のチャート比較が可能。

さらにテクニカル指標は38種類と、無料ツールとは思えない豪華な内容でFX上級者でも満足できる内容です。

なお、デモ取引はメールアドレス・パスワードの登録不要ですぐに始められるので、口座開設前でも手軽に挑戦できます。

LINEで通知が届いてタイミングを逃さないLINE FX

「LINE FX」の公式キャプチャ

公式サイト https://line-fx.com/
最低取引単位 1,000通貨
最小スプレッド 米ドル/円:0.2銭
ユーロ/円:0.5銭
米ドル/ユーロ:0.4pips
カバー取引先数 7社
アプリの特徴 ・LINEの通知から直接取引画面にアクセス可能
・操作性にこだわったシンプルなデザインでスピーディーの取引ができる
  • 期間内に10,000円入金+10,000通貨取引で5,000円プレゼント
  • 売買シグナルからマーケット情報まですべてLINEで確認

LINE FXでは、売買シグナルや経済指標発表前通知、前回の変動幅の結果などすべてLINEのメッセージで受け取れます。

メッセージから直接アプリの取引画面にいけるので、タイミングを逃さずすぐにエントリー可能です。

アプリは操作性を重視したシンプルな作りで、取引スピードが求められるスキャルピングにもぴったり。

テクニカル指標や注文方法が豊富なので、自分のスタイルに合った取引で利益を狙えます。

5,000円プレゼントキャンペーンは、新規で口座を開設した翌月末までに10,000円入金+10,000通貨取引と初心者でもハードルが低めです。

スマホからのスキャルピングがOKのヒロセ通商 LION FX

ヒロセ通商の公式キャプチャ

公式サイト https://hirose-fx.co.jp/
最低取引単位 1,000通貨
最小スプレッド 米ドル/円:0.2銭
ユーロ/円:0.4銭
米ドル/ユーロ:0.3pips
カバー取引先数 23社
アプリの特徴 ・端末やOSごとに7種類のアプリを用意、うち5種類はワンクリック注文可能
・テクニカル指標最大30種類、注文方法は最大22種類もあり取引の可能性が広がる
  • スキャルピング取引を公式がはっきり認めているため口座凍結リスクが少ない
  • カバー先は23社と他社を圧倒する多さで高い約定力が期待できる

ヒロセ通商 LION FXは、スキャルピング可能と公式が明言している数少ないFX会社の一つです。

カバー先は23社と多いため、秒単位の売り買いでも瞬時に買い手や売り手が見つかりやすく、スキャルピング向けのFX会社と言えます。

取引ツールの豊富さも魅力的で、パソコン版では初心者向けからスキャルピング特化型まで用意。

パソコン版と遜色のないタブレット端末専用アプリも用意しているため、出先でも本格的なチャート分析が可能です。

入出金から取引まで低コストな外為どっとコム

外為どっとコムの公式キャプチャ

公式サイト https://www.gaitame.com/
最低取引単位 1,000通貨
最小スプレッド 米ドル/円:0.2銭
ユーロ/円:0.4銭
米ドル/ユーロ:0.3pips
カバー取引先数 25社
アプリの特徴 ・取引チャンスをプッシュ通知で随時お知らせ
・iPadアプリ版は短期トレードしやすい「スピード注文」画面あり
  • 他トレーダーの注文状況や投機筋のポジションなど、レアな情報をゲットできる
  • 口座開設後、10,000通貨以上の取引で2,000円キャッシュバック

外為どっとコムでは、6つの手数料無料や24時間対応のサポート窓口がなど、初心者が安心して取引を始められる環境を整えています。

キャンペーンは新規向けのキャッシュバックのほか、既存会員向けにも取引数に応じた現金還元を行うなど顧客サービスの充実ぶりが大きな魅力です。

カバー先が25社と多く、iPadアプリやパソコン版では短期トレード向け機能も完備。

パソコン版ツールはデモ取引ができるので、取引に慣れながら使い勝手が確認できて初心者のスキャルピングデビューを応援してくれます。

少額からスキャルピングを試すならSBI FXトレード

SBI FXトレードの公式キャプチャ

公式サイト https://www.sbifxt.co.jp/
最低取引単位 1通貨
最小スプレッド 米ドル/円:0.09銭
ユーロ/円:0.3銭
ユーロ/米ドル:0.19pips
カバー取引先数 2社
※うち1社のSBIリクイディティ・マーケット株式会社は30社のカバー先を持つ
アプリの特徴 ・トレンドラインを自由に描画できる
・チャート画面からすぐに5種類の注文ができて取引タイミングを逃さない
  • 1,000通貨以下の取引ならスプレッドが特に小さい
  • 価格は小数点以下4桁表示でトレンドがつかみやすい

少額投資でスキャルピングを試したい人におすすめなのが、SBI FXトレードです。

業界最小クラスのスプレッドは1,000通貨未満に適用され、取引自体は1通貨から可能とワンコインでFXデビューできます。

小さな利益を狙うスキャルピングと好相性の、小数点以下4桁表示も注目したいポイント。

より小さなトレンドが見えやすくなり、エントリーのタイミングを見誤る確率を下げられます。

スマホアプリはチャート画面に機能を集約したシンプルな作りなので、ややこしい設定が苦手な人でも使いやすいです。

FXのスキャルピングで利益を出すならテクニカル分析はマスト

FXで為替相場の動きを予測する手段は、テクニカル分析とファンダメンタルズ分析があります。

テクニカル分析とは、過去の相場や値動きなどをもとに作った指標でトレンドを分析するもので、その種類は30種類以上にもなります。

ファンダメンタルズ分析とは、影響力の大きい経済指標や要人発言に注目して値動きを予測する手法です。

短い時間で連続して多くの決済を繰り返すスキャルピングには、テクニカル分析が向いていると言えるでしょう。

FX会社によってチャートの見やすさや種類が異なるので、デモ取引で体験して自分に合う会社を選んでみてください。

ここでは、初心者でも意味が分かりやすいテクニカル指標を3つ紹介します。

利益を上げるためには、指標から売り買いのシグナルを見つける取引経験も必要です。

最もポピュラーな移動平均線

移動平均線

引用元:移動平均線|FXで人気のテクニカル指標の見方と活用法|トレイダーズ証券

移動平均線とは、一定期間の終値の平均値の変化をグラフ化したものです。

短期・中期・長期など複数の期間のグラフを表示させ、例えば右肩上がりの相場なら価格は上昇トレントに入っていると判断します。

売り買いのタイミングは「ゴールデンクロス」「デッドクロス」と呼ばれる交差が起きた時です。

ゴールデンクロスとは、短期線が長期線を下から上に交差したタイミングを言い、上昇トレンドに入る傾向にあるため、買いシグナルとされています。

デッドクロスは短期線が長期線を上から下に交差したタイミングで、下降トレンド=売りシグナルとなります。

シグナルは絶対的なものではなく、すぐにポジションを持つと直後に交差が解消される「騙しシグナル」に遭う可能性もある点に注意が必要です。

値動きの幅で傾向を分析するボリンジャーバンド

ボリンジャーバンド

引用元:ボリンジャーバンドとは?使い方や計算式、期間設定を解説|外為どっとコム

ボリンジャーバンドとは、移動平均線の上下に標準偏差と呼ばれるラインを記し、相場が帯=バンド内に収まる確率をもとに相場を予想するものです。

一番外側のライン(±2σ)内に収まる確率が約95%となるため、バンドの範囲内で相場が動くだろうとトレンドを予測します。

バンドの形で相場の傾向を把握でき、細く狭いバンド「スクイーズ」なら値動きが乏しく利益を出しにくいのでスキャルピングには不向きです。

一方、バンドの幅が急拡大していく状態を「エクスパンション」と呼び、ローソク足が±2σのラインに沿っていれば強いトレンドが発生していると判断します。

スクイーズとエクスパンション
引用元:ボリンジャーバンドの使い方|外為どっとコム

売り買いシグナルは「スクイーズ」から「エクスパンジョン」に移行する時にありますが、騙しも多く判断が難しいのが難点。

ただし、エクスパンジョン状態に移行すればスキャルピングで次々に利益が確定できるチャンスとなります。

移動平均線の発展版であるMACD

MACD
引用元:MACD(マックディー)とは?FXトレードでの基本的な見方と上手な使い方|トレイダーズ証券

MACD(マックディー)とは、移動平均線にヒストグラムと呼ばれる棒グラフを組み合わせたテクニカル指標です。

売り買いのシグナルは移動平均線と同様ですが、ヒストグラムの0の線から離れるほどシグナルの信頼度が上がる傾向にあります。

また、買いシグナルが出てから移動平均線が0の線を下から突き抜けると上昇トレンドの継続、逆は下降トレンドの継続と読むのが基本です。

トレンドが継続するかどうかは、スキャルピング取引で利益を上げるためには重要な要素となります。

トレンド・シグナルともシンプルで見やすいので、初心者でも使いやすい指標の一つです。

超短期取引でも長期トレンドは必ず確認

スキャルピングは数秒~数分で取引を終える手法のため、チャートの時間足は1~30分を使う場合が多いです。

ただし、その後ろに大きな相場のトレンドがあることを忘れてはなりません。

例えば、大きな下降トレンドの中での取引なら、超短期取引でも上がるよりは下がりやすい傾向となります。

大きなトレンドとは反対のエントリーを行った場合、うまく損切りしないと損失がどんどん拡大してしまう場合も。

相場の大きな流れは必ず確認して、大トレンドの順張り方向でのみエントリーする、早めに損切りするなど相場ごとに戦略をもって取引を行いましょう。

FXのスキャルピングで勝てない人に共通する5つの特徴と対策

スキャルピングには向き・不向きがありますが、勝てない人には共通するNG行動が見られやすいです。

最初は気を付けていても、取引に慣れから徐々に気が緩んでしまう場合もあります。

ここではスキャルピングで勝てない行動を5つ紹介するので、反面教師として参考にしてください。

欲に負けて大きな利益を狙ってしまう

数pips程度の小さい利益を得るスキャルピングは、大きなトレンドが発生していても細かくポジションを持っていきます。

利益を確定したあとで相場がさらに上昇していくと、損した気分にもなり「もう少し多めに稼ぎたい」と思ってしまうものです。

スキャルピングでは短いトレンドを狙ってチャートの時間足も短くなりがちなので、急に大きな利益を狙っても相場は思い通りにはなりません。

本来なら利益を確定できた取引でも、さらに大きな値動きを期待して待ったばかりにトレンドが反転して損してしまうケースもあります。

スキャルピングで稼ぐと決めたら、誘惑は多いですが小さい利益を積み重ねることに専念しましょう。

あらかじめ決めた取引ルールが機能していない

取引では、利益の確定はもちろん損切りのタイミングもルール化しておくと、取引全体の勝率を上げるために戦略が練りやすくなります。

ただし、取引によっては利益幅を極端に上げたり、損切りできずにずるずるポジションを持ち続けたりしていてはルールは無いも同然です。

スキャルピングで継続して利益を得続けるためには、自分で決めた取引ルールを厳守して機械的に取引を行う必要があります。

少しでも感情を挟んでしまうと勝てない原因を作ってしまうので、利益が出ても損が出ても淡々と取引を続けるのが成功のためのコツです。

スプレッドが高い通貨ペア・時間帯で取引している

先ほど紹介したおすすめFX口座では、どれもドル/円の最小スプレッドが0.2銭以下と低コストで取引ができます。

ただし、スプレッドは24時間いつでも同じではなく、時間帯によってはあまりお得感がありません。

例として、LINE FX、ヒロセ通商LION FX、外為どっとコムの米ドル/円のスプレッドを時間帯別で見てみましょう。

午前9時~翌午前3時
※ヒロセ通商は午前10時~翌午前4時
左記以外の時間帯
LINE FX 0.2銭 0.2~3.6銭
ヒロセ通商LION FX 0.2銭 3.9銭
外為どっとコム 0.2銭 4.0銭

日本時間の早朝は、米ドル/円のスプレッドは日中~夜間と比べて約20倍となっており、とてもスキャルピング向きの時間帯とは言えません。

例えば出勤前に早起きしてスキャルピングしようと思ったら、少なくとも米ドル/円は効率が非常に悪い通貨ペアとなります。

FX会社によってはユーロ/円やポンド/円なども同様の傾向があるので、取引したい時間帯・通貨ペアが本当に「業界最小(最狭)クラス」なのか確認しましょう。

相場が不活発な時間帯をメインに取引をしている

上記のスプレッドが広がりやすい時間帯は、取引への参加者が少なく相場の動きが不活発な傾向にあります。

また、日本の金融機関が休みとなる祝日の対円ペアや、欧米のクリスマス休暇(一般的に12月24日~1月1日)は取引に参加する業者が少なくなります。

参加者が少ないと、投機筋の動き一つで相場が急に大変動する場合があるため、トレンドを読むのが難しいです。

チャートを注視していても値動き幅が小さく、エントリーしてもスキャルピングの小さな利益幅でさえ到達が難しくなるケースも。

対策としては、相場が不活発な傾向にある早朝時間帯や、カレンダー上明らかに取引数が少ない日の取引を避ける方法があります。

相場の値動き幅が一定以上になると、メールやLINE、アプリのプッシュ通知で知らせてくれるサービスもおすすめです。

初心者で取引にもテクニカル分析にも慣れていない

テクニカル分析も経済指標もよく分からない、pipsって何?といった状態で始めると、取引は勘が頼りになってしまいます。

「そろそろ上がりそう」「今エントリーしなければ損しそう」など、根拠のない取引は場数を踏んでも勉強になりません。

まずは最低限の知識を身に着け、デモ取引や少額投資+自己分析を行うのが勝てないスキャルピングを卒業する近道です。

戦略を立てたり、使いやすいテクニカル指標を自分なりにカスタマイズしてみたりと、地道に経験値を上げていきましょう。

FXでスキャルピング取引に向いているのはこんな人!

スキャルピング取引は、FXの他の手法で利益を上げられている人でも必ずうまくいくとは限りません。

好みや性格から、特にスキャルピング向きと考えられるのは以下のような特徴を持つ人です。

  • テクニカル分析が好きでチャートをずっと見ていられる人
  • 決断から実行まで思い切りがいい人
  • 気持ちの切り替えが早い人
  • 集中力の高さが自慢の人

スキャルピングは、取引に対してあまりに慎重になりすぎるとエントリーのタイミングを逃してしまいます。

集中してチャートをじっと見つめ、ここだというタイミングでエントリーを即決できる人はスキャルピング取引向きです。

また、取引回数が多くなるため、損切りでいちいち落ち込んでいてはあとの取引に悪影響を及ぼしてしまいます。

すぐに気持ちを切り替えて、淡々と取引を続けられることもスキャルピングでは大事な要素です。

集中力が長続きしないならスイングトレード、決断はもう少し慎重にしたいならデイトレードなど、実践した手ごたえ次第で他の手法も検討してみましょう。

スキャルピングは実践が一番の勉強!まずははじめてみよう

FXのスキャルピングは、とにかく多くの取引回数をこなす手法なので実践して取引に慣れていくのが一番の勉強です。

ただし、闇雲にエントリーと決済を繰り返すのではなく、ルール作りや最低限の為替知識を身に着けること、取引の自己分析は必要不可欠。

始めてすぐに利益を上げたいと考える人もいるかもしれませんが、まずはデモ取引や少額取引で経験値を積むことからスタートしてみましょう。

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