侍J 栗林離脱へ 代役はオリックス・山崎颯が最有力 源田は右手小指骨折も帯同

 一礼し、グラウンドを後にする栗林(撮影・堀内翔)
 右手の指にテーピングした状態でノックを受ける源田(撮影・吉澤敬太)
2枚

 「カーネクスト 2023 WBC1次ラウンド 東京プール、日本代表7-1オーストラリア代表」(12日、東京ドーム)

 侍ジャパン・栗林良吏投手(26)が腰の違和感を訴え、チームから離脱する方向であることが12日、分かった。栗山監督は「腰に張りがあったので、こちらで止めている状況」と説明した。代役はオリックスの山崎颯が最有力候補となる。

 右腕は守護神として期待されていたが、今大会で登板はなかった。この日は試合前練習でグラウンドに姿を見せず、ブルペン投球で調整。試合後に取材に応じ、離脱について「僕からは申し上げられない。僕だけ投げられていないので、もちろん残念ですよね」と、やや目を赤らめながら話した。

 また、10日・韓国戦の走塁時に右手を痛めて途中交代していた正遊撃手の源田は右手小指を骨折していることが判明。それでもこの日は右手薬指と小指をテーピングで固定して、試合前に遊撃でノックを受け、一塁への送球も披露した。打撃練習は行わなかった。

 白井ヘッドコーチは「今日くらいプレーできたら早い時期に復帰できるのではないか。彼の復帰をチームとしても考えている」と説明。本人の強い意向もあり、このまま守備固めや代走でチームに同行する見込みだ。

 ここまで4戦全勝できているものの、大会前に辞退が発表された鈴木も含めて、チーム内では負傷者が相次いでいる状況だ。残りは最大3試合。一丸となって、この難局を乗り切る。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

WBC最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    スコア速報

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス