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鳥谷、早くも虎モード!22日1軍合流

 第3回WBCで準決勝敗退した侍ジャパンが19日、成田空港着の航空機で帰国した。トップバッターとして奮闘した阪神・鳥谷敬内野手(31)は、21日から甲子園で練習を再開し、翌日のオリックス戦から1軍本隊に合流する予定。帰国後はさすがに疲労の色をにじませたが、阪神でのセ界一へ向け、キャプテンは最短日程でチームに帰ってくる。

 端正な顔からは、さすがに疲労の色がにじんでいた。約1カ月間に及ぶ代表生活、そして激闘を繰り広げた準決勝のプエルトリコ戦からわずか1日半での帰国。ただ、心はすでにペナントレースへと切り替わっていた。「明日は休んで、あさってから甲子園で練習します」と21日から再始動する考えを明かした。

 時差ボケや蓄積疲労があるにもかかわらず、休養はたった1日だけ。1軍本隊には22日のオリックス戦(京セラドーム)から合流する方向で調整しており、「個人的にはしっかりと開幕に向けて調整して、良い1年間を戦えるようにやっていきたい」と10日後に迫った開幕を見据える。

 黒田ヘッドコーチも「オープン戦の残り3試合はDHを外してベストメンバーで行くことになる」と明言。ジャパンでは主に1番を務めたが、虎では3番を託す方針だ。1番・西岡、2番・大和の並びにキャプテンが加わり、京セラドームのオリックス3連戦で総仕上げを行うことになる。

 成田市内のホテルで行われた解団式では、首脳陣、選手、スタッフたちと1人ずつ、握手を交わした。2次ラウンドの台湾戦では1点を追う九回2死から二盗を決め、これが井端の同点適時打を呼び込んだ。思い出に残っているシーンを問われ「台湾戦で井端さんが打ってホームにかえってきたこと」と言い切る。

 さらに「なかなかこういう選手たちが一堂に会する機会はないので。とてもいいメンバーで戦うことができた」と振り返った鳥谷。プロに入って初めての代表チーム。一流の選手たちが集うことで「いろんなことを聞くことができた」と他球団の選手から技術、メンタル面などいろんなことを吸収してきた。

 もちろんキャプテンとして自分だけの財産で終わらせるつもりはない。「良い部分を若い選手に伝えていければ」と合流後は若虎の成長につなげていく考えも口にした。

 「(WBCは)シーズンとは別のモノなので、しっかり調整してタイガースとして戦っていけるようにしたい」と力を込めた鳥谷。144試合、フルでグラウンドに立ち続けるために‐。キャプテンは休む間もなく、チームへ帰ってくる。

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