侍エース・マエケン、蘭斬った9K0封

 「WBC・2次ラウンド1組2回戦、オランダ4‐16日本」(10日、東京ド)

 侍のエースだ‐。先発の広島・前田健太投手(24)が、5回1安打無失点、WBC日本代表として最多の9奪三振で、バレンティン、ジョーンズら強打者が並み居るオランダ打線を完璧に抑えた。1次ラウンドから加速するエンジンは全開。米国でも頼むぞ、マエケン!

 侍のエースと呼ぶにふさわしい快投で決勝トーナメント進出へと導いた。前田は5回をわずか1安打で無四球無失点。66球を投げ、9三振を奪った。1試合9奪三振は、WBCの日本代表最多。06年の上原、09年の松坂の8個を上回る圧巻の投球を大舞台でみせた。

 ヒーローインタビュー。スタンドから万雷の健太コールの大合唱を受けた。「勝てば決勝トーナメント進出なので、自分で決めたいと思って投げました。出来すぎだと思いますけど、いい感じで投げることができました」。合宿中から懸案とされていた右肩の張りについても「ずっと『大丈夫です』と強気な発言をしてきたが、今日で確信が持てました。大丈夫です」と力強く言い切った。

 十分過ぎるほどの大量点の援護に、自信を持って快速球を投げ込んだ。「調子は前回(中国戦・5回無失点)よりもよかった」。言葉どおり初回から好投。2死。バーナディナをこの日最速タイの144キロ直球でバットをへし折り遊飛に仕留めると、グラブをたたいて喜んだ。

 二回以降もキレのあるスライダー、110キロ台のカーブを織り交ぜ、強打のオランダ打線にまともにバットに当てさせない。要警戒マークを付けていた2年連続セ界の本塁打王、バレンティン(ヤクルト)は2打席連続空振り三振に仕留めた。四回2死、スライダーでバットに空を切らせて吠(ほ)えた。

 プロ7年目で念願の侍ジャパンに初選出された。「こういう舞台で投げることは自分を選手として大きくしてくれる」。1月のハワイ自主トレから入念な準備を進めてきた。昨オフに結婚した早穂夫人(27)が帯同。朝、昼食は夫人の手料理を食べ、栄養管理の下で体をつくってきたことが実を結んだ。

 山本監督は決勝トーナメントを見据えて「初戦(準決勝)に先発させるつもりでいます」と言い切った。それを受けた前田は、スタンドのファンに向かって「決勝ラウンドは僕に任せて下さい」。頼もしきエースは高らかに宣言した。

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