マエケン、データ重視で中国斬りだ

 「WBC・1次ラウンドA組、日本‐中国」(3日、ヤフオク)

 WBC日本代表の前田健太投手(24)=広島=は2日、先発する3日の中国戦に、データ重視で臨むプランを明かした。

 マエケンは中国打線について「初めての相手に何も入れないのはよくないので、データは入れておきます。いい打者には気をつけないといけない」。野球が盛んとは言えない中国だが、油断はない。中でもクリーンアップを打つ王偉を要注意選手に挙げる。「苦手なコースは頭に入れておく」としっかり準備して臨むつもりだ。

 プロ7年目にして初めての代表入り。エース格として臨む国際舞台を前に気持ちは高ぶっている。「いよいよ始まるなという気持ち」。

 2月24日の壮行試合・豪州戦では三回に3ランを浴び、3回3失点。調整遅れが心配されるが「状態としてはしっかり仕上げたので不安はない」と強気だ。3月1日のブルペンでは力強い直球を投げ、与田投手コーチは「順調にきている」と信頼感を口にした。

 この日の練習はリラックスムード。両腕を交互に振る「マエケン体操」をした後、広島のチームメート・今村とキャッチボール。その後外野でダッシュを繰り返した。

 準備は終わった。「結果しかない。重圧を感じて投げたい」。勝利につながる投球をするだけだ。

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