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元香川の冨田 メキシコでMLBの夢追う

 今年2月、再渡米への意気込みを語る元アイランドリーガー・冨田康祐(提供・高田博史)
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 【元香川・冨田康祐投手】

 元アイランドリーガー、冨田康祐(元DeNA)は現在、メキシコにいる。メキシカン・リーグのマイナー球団「Rojos De Caborca」に所属し、MLBへ進むためのチャンスを伺う。海外挑戦も2年目となった。

 今年1月、高松で古巣・香川の選手たちと自主トレを行った。驚いたのはドラフト指名された11年、丸亀市長を表敬訪問した際に「こんな球場ができるんですよ」と言われた球場が完成していたことだ。

 「『全然先じゃないですか!』なんて言ってたのに。時が経ったのを感じますね」

 昨年、レンジャーズのマイナー契約を勝ち取り、渡米した。当初予定されていた2Aへの昇格が見送られるなど不運もあり、1Aで過ごしている。9月でシーズンを終え帰国。来季に向けて準備している最中に、突然契約解除通告を受けた。思ってもみない報告だった。

 だが、マイナー・リーグでの生活で新たに気付いたことがある。

 「『こうしたらもっとよくなる』が分かったので、それに取り組んで表現したいと思った。それがなかったら『通用しなかったから、もうやめよう』と思っていたかもしれないですけど」

 アメリカの野球はデータを細かく出す。「0」で抑えたから良いのではなく、抑えた内容が重要となる。ストライクを先行させ、少ない球数で打ち取ったほうが評価は高い。これまでは球速にこだわりすぎていた。

 「まっ直ぐにこだわって、ただ速い球を投げるだけの投手でした。クイック、フィールディング、けん制もアメリカに行って良くなりました」

 自分にはまだ、伸びしろがある--。今年2月、最後の挑戦のつもりで日本を発っている。

 今月、28歳になる。年齢のことを考えれば、マイナーの下部組織以外で注目された方がメジャーにより近づきやすい。メキシコでプレーすることも、その辺りを考慮した結果だ。「課題をクリアしていけたら、道は開けてくることが明確になりました」

 日本時間2日、アイランドリーグの開幕と同じタイミングで、開幕戦の先発マウンドに登っている。

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