井川慶が引退示唆…メジャーから独立リーグまで渡り歩いた元虎のエース

元阪神のエース・井川慶が現役引退を示唆しました。メジャーに挑戦するも結果を残せず日本球界復帰、オリックスを戦力外となっても独立リーグでプレーを続けていました。名投手よ、どこへ行く。

公開日:2017.11.12

大型契約でメジャー挑戦もマイナー暮らし

2011年7月26日デイリースポーツ紙面

阪神での輝かしい実績をひっさげ、大型契約でアメリカへと渡った井川でしたが…目立った成績を残せずマイナー暮らしで、現地の新聞では落ちぶれた姿を特集される始末。所属していたヤンキースとの契約が切れるため、日本球界復帰への噂が絶えませんでした。

2012年3月29日デイリースポーツ紙面

【2012年3月29日デイリースポーツ紙面より】
 オリックスは28日、昨季限りで米大リーグ・ヤンキースとの5年契約が切れた井川慶投手(32)の獲得を発表した。2年契約で総額2億円プラス出来高(金額は推定)。背番号は阪神時代と同じ29に決まった。
(中略)
 「米国でやりたい気持ちもあったけど、恩師の岡田監督の下でやることがベストだと思った」
 楽天など数球団が興味を示す中、オリックスに決めた最大の要因は岡田監督の存在だった。自身が入団した98年から9年間はともに阪神に在籍。06年の米球界挑戦時には後押しもしてくれた。
 1月に会って話をした時には決断を急がすことなく、夢も尊重してくれた。「アメリカへ快く出してくれたし、一番知っている方。自分の中で恩師であるので」と恩返しを約束した。

2012年4月1日デイリースポーツ紙面

メジャーでは結果を残せなかったとはいえ、元虎エースの日本球界復帰は大きな注目を集めました。

2012年5月2日デイリースポーツ紙面

日本球界復帰後の初登板初先発も…

そして迎えた、2032日ぶりの国内復帰戦。いきなりアクシデントが…。

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