ロッテ・伊東監督が今季限りで辞任…「歴史的な負け」を振り返る
「歴史的な負け」と言葉を残し、今季限りの辞任を表明したロッテ・伊東監督。就任後4年間で3度Aクラス入りしていたが、今季は5月2日以来最下位と低迷している。伊東ロッテに何が起こったのか?
公開日:2017.8.19
「西武6-3ロッテ」(12日、メットライフドーム)
26年ぶり借金30も…ロッテ伊東監督は決意「最後まで諦める姿、見せるわけには」
最低でも2勝1敗のつもりが3タテを食らった。ついに借金は、26年ぶりの「30」となった。「(借金を)少しでも返していくしかない。最後まで諦める姿を見せるわけにはいかない。全員で頑張るしかない」残り試合は62。伊東監督は前半戦をこう締めくくった。その姿には最後まで戦う決意がにじんでいた。
7月23日 タカ相手に意地!史上23人目監督通算600勝
「ロッテ3-1ソフトバンク」(23日、ヤフオクドーム)
ロッテ・石川ヤフオク初星!伊東監督通算600勝に貢献
ロッテ・石川歩投手(29)が6回1/3を6安打、1失点で今季2勝目を挙げた。過去8戦0勝7敗だったヤフオクドームで強力打線をねじ伏せた。伊東監督の史上23人目となる監督通算600勝目にも大貢献。指揮官は一度手にした記念のウイニングボールを石川に手渡した。
8月12日 33勝66敗1分けの最下位「この成績を見て皆さんがどう判断するかです」
「ロッテ-西武」(12日、ZOZOマリンスタジアム)
ロッテ・伊東監督、来季去就について言及
ロッテの伊東勤監督(54)が試合前、来季の自身の去就について触れ、「なにもないです。この成績を見て、皆さんがどう判断するかです」と語った。5位の日本ハムとは1ゲーム差の6位(11日現在)。今季は開幕から4連敗のスタートで、5月には8連敗を喫するなど最下位が定位置となっていた。
8月13日 今季限りで辞任表明「成績不振の責任を取る」
ロッテの伊東勤監督(54)が13日、成績不振を理由に今季限りで辞任すると明らかにした。シーズン終了までは指揮を執る意向で「オールスター戦前から辞める腹積もりでいた。これだけ負け続けてファンを失望させてしまった」と説明。5日に遠征先の仙台市で球団に申し入れ、了承された。
ロッテ伊東監督、今季限りで辞任 球団は了承