「ロッテ３－６西武」（１３日、ＺＯＺＯマリンスタジアム）
　ロッテは、一度は逆転しながら、土壇場でうっちゃられた。借金３５は球団最多タイ。
　伊東監督は「最後の詰めが甘い。これも勝てなかった原因の１つ」と振り返った。「お客さんがたくさん入ってくれたのに」と残念そうだった。

山室社長は「勝負師としてのケジメを付けたいということだった。それを尊重した」と話した。次期監督については「今は白紙です」としたが、ＯＢで現在は韓国ロッテで１軍打撃コーチを務めるフリオ・フランコ氏（５８）が有力視されている。また、今季限りで引退する井口資仁内野手（４２）も候補のひとりに挙がっており、シーズン終了までに一本化する方針。

　「日本ハム４－２ロッテ」（１６日、札幌ドーム）
　ロッテは、先発・スタンリッジが５回１／３を４失点と制球に苦しみ、打線も有原、マーティン、増井を攻略しきれなかった。球団ワーストを更新する借金３６の不名誉な記録を残して優勝の可能性は完全消滅。伊東監督は「一つでも勝てるように意地を見せないと。意地を来年につなげてほしい」と話した。