広島・大瀬良 加入の東浜に直電「ギュッと気持ちが引き締まりました」「カープにはない引き出しや視点がある」
「広島秋季キャンプ」(7日、宮崎)
広島の大瀬良大地投手(35)が7日、ソフトバンクからトレード移籍する東浜巨投手(36)に大きな刺激を受け、奮起を誓った。大学時代から日本代表などで交流があった1歳年上の右腕。6日の移籍発表直後には、電話で歓迎の思いを伝えた。実績抜群のベテラン加入を、自身の成長へとつなげる。
東浜移籍のビッグニュースを、大瀬良は歓迎と覚悟の入り交じる表情で受け止めた。「人柄も素晴らしいし、経験値もある方。頼もしいですし、ライバルが増えたなと(笑)。僕自身も、ギュッと気持ちが引き締まりました」と前を向いた。
最多勝に輝き、無安打無得点試合も成し遂げるなど実績十分。背番号14は、オープン戦での対戦が忘れられない。「僕が打席に立ったときのこと。(東浜に)シンカーを投げてくださいとお願いしたら、球が消えた」。そのすごみを肌で知るからこそ、敬意とともに負けられない思いは強い。
百戦錬磨右腕の加入。チームにとって計り知れないプラス要素だ。常勝軍団で、常に先頭に立ち続けてきた経験は、何にも代えがたいという。
「カープにはない引き出しや視点があると思う。若手だけでなく、僕も含め、いろいろな角度から野球を学ばせてもらえる」
床田と森下が今オフに国内FA権を行使した。主戦2人の去就次第で、先発陣は再編を強いられる。東浜がもたらす波及効果が、投手陣のレベルアップにつながるはずだ。
大学日本代表でチームメートとなり、連絡を取り合う関係がスタート。広島移籍が正式発表されると、すぐさま電話をかけた。1学年上の右腕は、ソフトバンク一筋14年で、広島の土地勘などもない。「スッと、チームに入っていけるように」とサポートを約束した。
秋季練習は順調で、来季へ向け着実に準備を進めている。新たなライバルの登場を力に変え、35歳の大瀬良がさらなる進化を遂げる。
