広島が待望の補強 無償トレードでソフトバンク・東浜巨を獲得発表「真っ赤に埋め尽くすファンの熱い声援が印象的」 床田&森下は国内FA権行使決断 トレードでの選手獲得は球団7年ぶり
広島が6日、ソフトバンク・東浜巨投手(36)を無償トレードで獲得したことを発表した。常勝軍団で実績十分のベテラン右腕が赤いユニホームに袖を通す。
東浜は球団を通じて「カープといえば、やはりスタンドを真っ赤に埋め尽くすファンの熱い声援がとても印象的です。これまで培ってきた経験を生かし、少しでもカープの力になれるよう、精いっぱい頑張りたいと思います」とコメントした。
東浜は沖縄尚学、亜大を経て、2012年度ドラフト1位でソフトバンクに入団し、今季がプロ14年目。17年には16勝5敗の圧倒的な数字を残し、パ・リーグ最多勝のタイトルに輝いた。しかし、強大な戦力を誇るソフトバンクの中で近年は登板機会が減少。昨季は7登板して4勝2敗で、今季に関しては1軍登板がなかった。ファーム・リーグでは12試合に登板し、6勝4敗で防御率2・37だった。通算だと180試合で76勝48敗、防御率3・30の成績を残している。
広島は今季4位で、3年連続Bクラスに沈んだ。先発陣は床田、森下、栗林、岡本、森らが務めていた。その中で、床田と森下は国内FA権行使の意思を固めた。去就が不透明な状況となっている。
広島がトレードで選手を獲得するのは、19年途中の楽天とのトレード以来(三好と下水流)。22年には、18年オフに巨人へFA移籍した丸佳浩の人的補償として加入していた長野久義を巨人へ無償トレードで放出していた。
◇東浜 巨(ひがしはま・なお)1990年6月20日生まれ、36歳。沖縄県うるま市出身。182センチ、81キロ。投手。右投げ右打ち。沖縄尚学では3年春に選抜甲子園大会にエースとして出場し、同校を2度目の春の甲子園優勝に導く。亜大では1年春からリーグ戦に登板。12年度ドラフト会議で3球団競合の末、ソフトバンクに入団する。17年には最多勝、20年には最高勝率と最優秀防御率のタイトルを獲得。22年にはノーヒットノーラン:も達成した。
