広島・佐々木 惜っし~100安打あと1本フィニッシュ「来年は余裕で越せるように」 侍選出され「存在感を出す」

 「阪神2-1広島」(7日、甲子園球場)

 広島は延長十一回、1-2でサヨナラ負けを喫し、今季最終戦を飾れなかった。新井政権4年目は61勝78敗4分けの4位に終わり、新井貴浩監督(49)は「来季への戦いはもう始まっている」と巻き返しを誓った。佐々木泰内野手(23)は2安打をマークしたが、目標にしていたシーズン100安打には惜しくもあと1本届かなかった。

 あと1本、届かなかった。今季最終打席となった九回。佐々木は右飛に倒れた。13年の菊池以来となる球団の大卒2年目でのシーズン100安打は達成できず「来年はしっかりと、余裕で越せるように」と前を向いた。

 大台に残り3本で臨んだ一戦。二回に右前打を放ち、四回には右前適時打。王手をかけたが、その後の打席では快音は響かなかった。

 大きな成長カーブを描いた1年だった。開幕を4番で迎えた今季。4月4日・阪神戦でプロ初本塁打を記録したものの、開幕直後は不振で苦しみ2軍再調整も経験した。

 復調への分岐点は6月28日・阪神戦(マツダ)。二回、高橋の外角直球を右翼ポール際へたたき込んだ。「右翼方向に打てた。自分のやってきたことが間違っていないんだと感じられた」。前半戦途中に打撃を修正。「足元に打球を打ち込むイメージ」でバットを出し続けた。会心のアーチで確かな手応えをつかんだ。

 この日、侍ジャパンに選出され「若い選手が中心になるので、しっかり存在感を出してやっていきたい」と力を込めた。日本代表でも結果を残してみせる。

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