広島・名原 秋山代役で7戦ぶり1番スタメン「気合と根性」初回いきなり二塁打で好機演出 三回併殺は反省
「広島1-3ヤクルト」(28日、マツダスタジアム)
力強いスイングで捉えた。初回、先頭で打席に立った広島・名原典彦外野手が奥川の148キロ直球を振り抜き、左翼線へ二塁打。「体がうまく反応した」。外角球をコンパクトに打ち返し、得点機を演出した。
1番でのスタメン出場は、20日の中日戦以来7試合ぶり。打線をけん引する役割にも「いろいろ考えるんじゃなくて、いつも通り気合と根性で試合に入った」。自然体で打席に立ち、長打につなげた。
悔しさを募らせたのが三回の打席。1死一塁でスライダーを引っかけ三ゴロ併殺打に倒れた。好機をつぶし「最低でも走者として入れ替わりたかった。技術不足」。一、二塁間にはじき返せば、たとえ安打ではなかったとしても、一走・森下と入れ替わりで塁に残れた可能性はあった。役割を果たせず唇をかんだ。
秋山が26日・DeNA戦で下半身の張りを訴え、当面は代打での起用が決まった。8月は月間打率・323をマークしていたベテランをスタメンから欠くことはチームにとって大きな痛手だが、若鯉にとっては出場機会が増えるチャンスでもあるだけに、燃えないわけにはいかない。
「しっかりと結果を出していきたい。自分ができることをやることで、それが結果的にアピールになる」。自身の1本がチームの勝利につながる。逆転でのCS出場を勝ち取るために、貪欲に泥くさく、グラウンドに立つ。
◆広島・福地打撃コーチ(攻撃陣が奥川に苦戦)「奥川投手の武器である生命線のスライダー。曲がりが大きいし、奥行きもある。そこで対応させてもらえなかった」
