【横山竜士氏の眼】広島・玉村 気になった右打者への内角真っすぐ「石原も配球の選択肢が狭くなったように見えた」
「巨人5-0広島」(22日、東京ドーム)
広島の先発投手・玉村昇悟は六回途中4安打3失点で4敗目を喫した。デイリースポーツ評論家の横山竜士氏が、右足首捻挫からの約1カ月半ぶり1軍復帰登板を「評価」しつつ課題を指摘した。
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右足首捻挫から復帰した玉村は、5回1/3を3失点。松本に2ランを浴びたものの、先発として試合はつくった。故障明けということを考えれば一定の評価はできる。ただ、本来の投球からすれば課題も残った。
気になったのは、右打者への内角真っすぐだ。立ち上がりから思うように投げ切れず、最後まで修正できなかった。玉村は右打者の内角に真っすぐをしっかり投げ込むことで、外角の変化球や緩急がより生きる投手。内角を使えないことで、石原も配球の選択肢が狭くなったように見えた。
先制点を許した四回も、松本に一発を浴びる前の坂本に3-2から粘られ、最後は内角真っすぐを投げ切れず四球を与えた。こうした部分が石原のリードにも影響したのだろう。続く松本にはフルカウントから外への球を要求したが、内に入ったところを本塁打された。
まだまだ連戦も続く。先発の頭数を考えても玉村の力は欠かせない。いい時には内角へしっかり投げ切れているだけに、次回は生命線となる右打者へのクロスの真っすぐを修正し、本来の持ち味を出してほしい。
