広島・塹江 1軍2カ月ぶり合流 黒田博樹氏からの“金言”胸に「1軍で結果を出して自信をつけていく」

 広島の塹江敦哉投手(29)が11日、1軍に合流し、黒田博樹球団アドバイザー(51)から授かった“金言”を胸に、チームに貢献すると意気込んだ。6月14日に出場選手登録を抹消され、2軍で汗を流してきた。2カ月ぶりの1軍。全力で腕を振る。

 2軍で手応えをつかみ、再び勝負の場に帰ってきた。塹江は「上がってくる前の登板が良かったので、そのまま出せるように頑張りたい」ときっぱり。心身ともに充実した表情で意気込みを語った。

 再調整期間は自らと向き合う時間だった。「コーチもいろいろ考えてくれて、たくさん話し合いながらやってきた」。試行錯誤し、前回登板となった6日のファームリーグ・ヤクルト戦は、3回無安打6奪三振、無失点と抑えきった。

 登録抹消の要因となった制球力不足も改善した。同戦はテンポ良く、ストライクゾーンに投げ込んだ。その投球ができたのは、黒田球団アドバイザーからの“金言”が生きたからでもあった。

 「黒田さんと一度、お話しする機会をいただいた。マウンドで打者との向き合い方だったり、どういうふうに黒田さんがマウンドに上がっていたかを聞くことができた」。心構えや姿勢について助言を受け、それを実践した。

 「2カ月でガラッと大きく変わるのはなかなか難しいと思うけど、1軍で結果を出して自信をつけていく。地に足つけて、今できることをまず精いっぱいやりたい」

 左腕が加わることで救援陣に厚みが増す。苦しい時期を支えてくれた周囲への感謝と、レジェンドの教えを胸に、塹江は目の前の1球に全てを込める。

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