広島・鈴木本部長 所属2選手の家宅捜索に言及「一連の流れの捜索だと思ってます」 前川は矢野と同様にファームで自主練習へ

 広島は30日、広島県警察本部が広島所属の矢野雅哉内野手と前川誠太内野手に対し、居宅等の捜索を行ったと発表した。取材に応じた広島の鈴木清明球団本部長は「今の段階で、話せることはありません。そういう事実があったということだけをお伝えしようと思って発表しました」と説明。2選手がどのような容疑で捜査を受けたかについては「令状を我々が見ているわけではないんですが、一連の流れの捜索だと思ってます」とし、新たな疑惑が出たかについては「そうではないと思います。われわれは知るよしもないですが、(球団は)前から捜査権限の捜査権がないから、調査の中ではそういった事実を、見つけたわけではないですし。ただ、捜査としてはそういう中で行われているから、それで協力してきたということです」と話した。

 前川はこの日、「捜索を受けたという事実を重く受け止め」として出場選手登録を抹消。矢野については今月の一部週刊誌報道を受け疑念ある選手をプレーさせることに抵抗があるとして17日に出場選手登録を抹消されている。

 前川は今後、矢野と同様にファームで自主練習を行う。

 広島では元所属選手の羽月隆太郎氏が「ゾンビたばこ」とも呼ばれる指定薬物「エトミデート」を使用したとして医薬品医療機器法違反の疑いで1月に逮捕され、球団は2月に羽月氏との選手契約を解除した。羽月氏は5月15日、広島地裁で行われた初公判で起訴内容を認めた上で「周囲にも吸っているカープの選手がいた」と証言。裁判は即日結審し、地裁は拘禁刑1年、執行猶予3年の判決を言い渡した。その後、一部週刊誌が羽月氏にエトミデートを渡していた人物と矢野ら広島所属選手3人が同席する写真を掲載していた。

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