広島・栗林 1軍復帰手応え 新井監督「報告が良ければと」 約1カ月ぶりマウンド5回途中を無四球7K

 「ファーム・西地区、広島3-6阪神」(30日、由宇球場)

 右内転筋の肉離れで離脱中の広島の栗林良吏投手(29)が30日、ファーム・阪神戦(由宇)で先発し、復帰登板で5回2/3を7安打4失点、7奪三振で終えた。5月22日・中日戦(バンテリン)以来、約1カ月ぶりのマウンドで2本塁打を浴びたものの、無四球の投球内容に手応えをつかんだ。1軍復帰へ向けて大きな一歩を踏み出した。

 軸足にしっかり力をため、プレートを力強く蹴る。由宇のマウンドで、栗林が確かな一歩を踏み出した。思い切り腕を振り抜く姿に、1軍復帰への期待感が高まった。

 「出力が離脱する前と変わらずに出せるようになった。変化球も操れていました」

 5回2/3まで投げ7安打4失点7奪三振。最速は147キロをマークした。ドラフト1位・立石(創価大)と嶋村に本塁打を浴びたが、無四球の投球内容に「三振の数よりも、四球の数の方が大事。粘って、抑えることができたので良かった」と手応えをにじませた。

 6月26日のファーム・DeNA戦(横須賀)での復帰予定だったが、度重なる雨天中止を受けて延期になっていた。さらにこの日の試合開始時間は暑さ対策として午前10時半からの“モーニングゲーム”。それでも「今まで経験したことのないようなことが、経験できた」と前を向いた。

 先発に転向した今季は7試合で4勝2敗、防御率1・15と圧巻の成績を残してきた。新井監督は「彼の場合は結果どうかではなく、投げられるかどうか。投げ終わった後の違和感はないと聞いている。次の日になってみないと分からない」と慎重な姿勢ながら「(次回の2軍戦登板は)ない。報告が良ければ(1軍に上げる)と思っている」と明言した。背番号20の復帰を誰もが待ち望んでいる。

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