広島の小園に復活の兆し!その根拠を語るのは安仁屋宗八氏 「早打ちの男が四球も取れている」

 「広島(雨天中止)巨人」(24日、マツダスタジアム)

 広島・小園海斗内野手(26)の調子が上向いている。6月20日のヤクルト戦(神宮)で今季1号2ランとなる代打本塁打を放って以来、3試合連続2打点という好調ぶりだ。デイリースポーツ評論家の安仁屋宗八氏は「早打ちタイプの小園が四球も取れている」点に注目し、粘りのある打撃内容を評価した。

   ◇   ◇

 小園の状態が非常によくなってきている。ボールがしっかりと見え始めているようだ。神宮でのヤクルト戦で代打本塁打を放ってから23日の巨人戦まで、11度の打席でアウトになったのは1回だけ。注目したいのは10回の出塁のうち3回が四球であるということだ。

 (その間の成績は11打席7打数6安打、6打点、3四球、1死球)

 もともと早いカウントから仕掛けていく打者であり“初球”に賭けるというタイプだけに、どうしても四球につながりにくいという側面がある。それを思うと、ようやく振れてきたと同時に粘りも出てきたと言える。

 今年はWBCに出場した関係で練習不足のまま開幕を迎えていた。そういう微妙なずれや狂いが打撃不振を招き、守備にも影響を及ぼしていたと聞く。今年は首位打者になった昨年の成績からは想像もつかない姿が続いていたからね。

 ヤクルト戦の“拙守”でスタメンを外されたのも発奮材料になったのかな。今はいい集中力で打席に入っている。

 広島では坂倉が打席での準備をするときに、投手を見ながら片方の目を閉じて集中力を高めるようにしているようだが、選手にはそれぞれ精神統一をする方法があるのだろう。

 今回の巨人戦を前にして小園自身、「これから絶対にやりますから」と話していた。直接本人から聞いたものだが、よほど自信が出てきたのだろう。現在借金13。チームとしては厳しい状況にあるが、この言葉には期待してもいいのではないか。

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