広島・モンテロ“左キラー”ぶり発揮 貴重な適時二塁打 今季の対左打率・322&5本塁打「見やすい」
「楽天0-2広島」(13日、楽天モバイル最強パーク)
広島が五回2死から坂倉、エレフリス・モンテロ内野手の連続二塁打で追加点を挙げた。
強烈な打球があっという間に中堅フェンス手前まで飛んでいく。モンテロは巨体を揺らして、二塁に到達すると、ベンチに向かって小さくガッツポーズ。試合後は開口一番、「勝ったから何も言うことないよ」と、連敗ストップの余韻を味わうように言葉を並べた。
1点リードの五回だ。2死から坂倉が左翼への二塁打で出塁。「坂倉がチャンスをつくってくれた。なんとか1点欲しいと思って積極的に甘い球を狙っていた」と集中力を高めて早川と対峙(たいじ)した。カウント1-1から141キロの直球をはじき返すと、中堅・辰己の頭上を超え、フェンス手前でワンバウンド。貴重な追加点となる適時二塁打で今季23打点目をマークした。
“左キラー”ぶりを光らせている。この日は左腕の早川から3打数2安打で、今季左投手に対しては、打率・322、5本塁打の好成績。「左投手に対しては(球筋が)見やすい。それで結果が残ってると思う」と好調の要因を分析した。対右投手は打率・170、1本塁打とまだまだ物足りないが、一歩間違えれば長打を予感させる鋭いスイングで、相手バッテリーにプレッシャーを与え続けている。
チームは連敗を脱出。モンテロは、充実の表情でバスに乗り込んだ。チーム思いのドミニカンが、勝利に導く快音を響かせていく。
