森保監督、離脱の遠藤航に言及 声震わせる「申し訳ない思いでいっぱい」「自分が本当にひどいことを伝えているなと思っていた」

 サッカーのW杯北中米3カ国大会に臨む日本代表の森保一監督(57)が13日(日本時間14日)、試合会場の米テキサス州ダラスで、1次リーグF組初戦・オランダ戦の前日会見に臨んだ。10日に主将のMF遠藤航(33)=リバプール=の離脱を決断した件について「航を傷つけたことはもちろん。多くの方々を傷つけるようなことをしてしまった。私自身、申し訳ない思いでいっぱい」と声を震わせた。

 遠藤は2月に左足甲にある靱帯(じんたい)を切る重傷を負い、懸命にリハビリを重ね、5月31日のアイスランド戦で復帰。だが、同試合で左足の同箇所が「リバウンド」し、メキシコ入り後は別メニュー調整が続いた。国際サッカー連盟(FIFA)の規定では、負傷選手を入れ替えられるのは初戦の24時間前まで。最終的に森保監督が10日に苦渋の決断を下した。「メディカルと状態を見てきた上で初戦、そして全体を通しても100%でプレーすることが難しいと。私もリハビリの状態等々みながら判断させてもらいました」と説明した。

 離脱を伝えた際には「自分が本当にひどいことを選手に伝えているなと思っていた」と自身を責めた。W杯優勝を掲げ、長らくチームを引っ張ってきた主将を外す決断は決して簡単ではない。心を鬼にして「チームのために日本のためにということで本人に対する敬意を忘れることなく決めさせていただいた」と話した。

 その後、遠藤は自身のX(旧ツイッター)を更新し、代表からの離脱、そして「これからは1人のファンとして日本代表を応援していきます」と、今活動をもっての代表引退を電撃表明していた。

 初戦のオランダ戦に向けては「相手が隙を見せてくれることは、明日からのオランダ戦を含めて全くあり得ないと思っておる。これまで通り、いい守備からいい攻撃といういことで失点を与えず、いい守備から攻撃にうつっていく、ということはチームのコンセプトとして今大会でも表現したい」と意気込んだ。

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