広島・栗林 7回0封で盤石3勝!今季まだわずか4失点で防御率0・96 納得の無四球 まな娘のエールに応えた

 「DeNA0-10広島」(6日、横浜スタジアム)

 広島・栗林良吏投手に笑顔の花が咲いた。今季DeNA戦初勝利。その白星が何よりうれしかった。「まずは、自分の球で勝負したいなと思っていた。(良かったのは)四球がゼロだったところ」と表情を崩す。7回3安打6奪三振、無四球無失点。緩急を自在に操り、歓喜の道を切り開いた。

 本塁打が出やすいとされる横浜スタジアム。風も意識した上で、臆せず腕を振った。三回まで完全投球。中盤に単打を浴びたが、後続を打ち取った。直球を軸にカットボールやフォークを丁寧に投げ込み、120キロ台のカーブで的を絞らせない投球も光った。

 ギアを上げたのは10-0の七回1死で、宮崎に左翼フェンス直撃の二塁打を打たれた直後だ。「1点、OKじゃなくて。自分の中では、走者をかえさないと思って投げていた。少し走者も意識しながら投げました」。得点が入れば、一気に押せ押せムードになる強力打線。勝負どころと判断し、その芽を確実に摘む必要があった。山本を二飛。京田を遊飛に仕留め、流れを渡さなかった。

 登板前には、まな娘から電話で「頑張ってね」と背中を押された。3勝目を挙げて防御率は0・96まで上昇。それでも「全然気にしてない」と言い切った。

 「自分が投げた試合で、チームが勝てるようにっていうのが僕の今年の目標なので」

 自分自身の数字よりも、チームに歓喜を-。背番号20は腕を振り続ける。

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