広島・栗林「今日という日を忘れない」プロ初先発で1安打完封勝利 経験は?「なめないでください(笑)」
「広島1-0中日」(29日、マツダスタジアム)
あっぱれ!広島・栗林良吏投手(29)がプロ初先発で1安打完封勝利を挙げた。七回までは走者を許さない完璧な投球を披露。100球未満で完封するマダックスも達成し、衝撃の先発デビューを果たした。チームは2022年以来4年ぶりの開幕3連勝。8年ぶりのV奪還へ、最高のスタートを切った。以下、栗林との主な一問一答。
(ヒーローインタビュー)
-ナイスピッチング。
「ありがとうございます!」
-率直な気持ちを。
「最高です!」
-立ち上がりの意識は。
「ストライク先行を意識してマウンドに上がった」
-七回まで走者を出さなかった。
「相手の投手(高橋宏)もすごく良い投手だったので、刺激を受けながら『負けないぞ』という気持ちで投げていた」
-尻上がりに調子が上がっていった。
「勝ちたい気持ちだけだった。気持ちだけで投げていた」
-八回に初安打を浴びた。
「(観客の)ため息が気持ちよかった(笑)」
-完全試合は意識していたのか。
「投げる前にスコアボードにノーヒットノーラン賞が出ていたので『もしかしたら、いけるかな』と思っていた。やっぱりだめだった(笑)」
-九回を三者凡退で抑えた。
「最高でしたし、森浦が2連投で頑張っていたので休ませられて良かった」
-今日の出来は。
「今日という日を忘れないと思うし、この登板だけだったと言われないように次も頑張りたい」
-チームは4年ぶりの開幕3連勝。
「僕の力じゃなくて、ファンの方の応援のおかげ」
-今後の戦いに向けて。
「来週も試合が続くので、皆さん応援よろしくお願いします。今日はありがとうございました!」
(囲み取材)
-最後は三振でガッツポーズが出た。
「勝ったのがうれしかったし、(九回に)あの曲(「Narco」)を流すのが一つの目標だった」
-演出はお願いしていたのか。
「(球団広報の)河内さんにトレーナールームで『それでいこう』と言われて。(背中を)押してくれた」
-守護神時代と先発では九回の感じ方は違う。
「全然違う。(これまでは)人がつくってきた試合なので、よりプレッシャーを感じていた。今日は緊張というより、集中したという感じ」
-点が入った瞬間は。
「うれしかったが、自分の方に(それた)送球が飛んできたので、びっくりしながら逃げた」
-八回に初安打を浴びた直後、マウンドで何を話した。
「一人ずつ集中することと、テンポを変えてということ」
-坂倉が『表情を見ても大丈夫』と感じたと。
「何年も先発している投手だったら、ノーヒットノーランのチャンスを逃したとガックリくるところだったかもしれないが、僕は初先発。そこに対する思いは別になかった」
-変化球を織り交ぜながらの投球。
「サク(坂倉)が上手にリードしてくれたおかげでアウトを積み重ねることができた。サクのリードのおかげで勝つことができた」
-地元の中日からの勝利。
「中日というより、宏斗(高橋)とああいう試合をつくれて、勝てたことが一番うれしい」
-試合終了の瞬間、高橋宏が拍手していた。
「さすがにそこまで(見る)余裕はなかった」
-抑えの時より球速は抑え気味だった。
「(球速を)抑えているつもりは全くない。全力でいった結果。リリーフの時みたいに150キロ近くなればいいと思うし、そこを目指していた」
-キャリアで1安打完封の経験は。
「なめないでください(笑)。プロ野球選手です。大学生の時にノーヒットノーランをしたこともある」
-リリーフの時より、全球種使う重要性を再確認できた。
「先発になった時に新井さんが『投球で遊びを覚えて、選手としてレベルアップできるように』というコメントを出してくれていたように、変化球を使いながらできたのは良かった」
-試合後半に球速帯を変えてみたりしたのか。
「(それは)ない。疲れて球速が落ちたりはあるが、そこは自分の体力不足」
-先発になって改めて感じたこと。
「長くマウンドにいられる楽しさも感じながら。今日はいい結果だったが、粘って粘ってという時もある。毎試合反省を繰り返しながら成長していきたい」





