広島・佐々木 鈴木誠也と男の約束 「弾みにしたい」侍で“プロ1号”→2桁本塁打 「一番の収穫」掴み再合流

 広島は2日、マツダスタジアムで全体練習を行った。侍ジャパンのサポートメンバーに選出されていた佐々木泰内野手(23)がチームに再合流。同じ右の長距離砲として交流を待ちわびていたカブス・鈴木誠也外野手(31)と2桁本塁打達成の約束を交わしたことを明かし、シーズンでの飛躍を誓った。

 全体練習の輪の中に、一回りたくましくなった背番号10の姿があった。侍ジャパンのサポートメンバーに選出されていた佐々木が、チームに再合流。「トッププレーヤーの方とプレーさせてもらって、高いレベルを肌で感じることができた。そのレベルにいけるように、一日一日を大切にやっていきたい」と、決意を新たにした。

 2月25日から侍ジャパンに合流。同27、28日の中日との壮行試合に2戦フル出場し、27日には柳から“プロ1号”を左翼席へたたき込んだ。ベンチ前で大谷、吉田らとハイタッチを交わし、「夢のようでした」と笑顔。「早く1本ほしかったので、少し楽になった。ここからいいイメージを持って打席に入って、本数を重ねていけるのがベスト。この1本を弾みにしたい」と、シーズンでのアーチ量産を誓った。

 憧れの先輩とは“男の約束”を交わした。同じ右の長距離砲として、交流を待ちわびていた鈴木と初対面。「2桁(本塁打)打ちますと約束しました。頑張りたいと思います」と明かした。

 さらに「一番の収穫」と語るのが、連絡先を手に入れたこと。「シーズン中、分からないことがあったら聞かせてくださいと言ったら、『分かったよ』と返ってきた。本当にうれしい」と、海を越えてつながった師弟関係に声を弾ませた。

 この日、新井監督からも「技術的な部分だけじゃなく、マインド的な部分もすごく参考になるよ」と、鈴木がカープ時代から積み上げてきた野球への姿勢を伝え聞いた。「カープの時から凡退したら人一倍悔しがっていたと(監督から)聞いた。練習するところは見させてもらって、スイッチの入り方は本当にすごい。それくらいの思いを持って自分も取り組んでいきたいし、完璧を求めてやっていきたい」と“誠也マインド”を継承し、ストイックに理想を追い求めていく。

 飛躍が期待される2年目のシーズンは開幕まで1カ月を切った。日本を代表する選手と共闘し、日の丸への思いを強めた一方で、「カープでしっかり主軸を張れる打者になることが最優先。まずカープでリーグ優勝、日本一に貢献できるようにやっていきたい」と佐々木。カープから世界へと羽ばたいた偉大な背中を追いかけ、“誠也級”の成長曲線を描いていく。

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