広島・坂倉 巨人・長野編成本部参与に「会えてうれしかった」正捕手奪取へ決意 鯉党に人気絶大“チョーさん”「懐かしい」

 「広島春季キャンプ」(5日、日南)

 広島・坂倉将吾捕手(27)が5日、広島OBで昨年限りで現役引退した巨人・長野久義編成本部参与(41)と再会し、先輩のエールに応える活躍を誓った。スーツ姿で宮崎県日南市の天福球場を訪問した“チョーさん”は今も鯉党の間で絶大な人気を誇る。19年から4年間チームメートとしてプレーした坂倉は、正捕手奪取へ決意を新たにした。

 長野氏と久々の再会となった坂倉は「会えてうれしかったです」と笑顔を見せた。昨年までも巨人戦の試合前練習などで顔を合わせれば、年の差関係なく会話を重ねてきた間柄。尊敬している先輩から背中を押され、より一層、今季に懸ける思いは強くなった。

 昨季は不完全燃焼の1年だった。104試合の出場で打率・238、5本塁打、37打点。盗塁阻止率も・181で攻守に悔しさを味わった。昨秋はキャンプにも参加。内外野の練習もしていたが、今キャンプは捕手一本に絞って、ここまで汗を流している。

 長野氏とは2019年から4年間、一緒にプレー。昨年10月の引退会見で「(広島時代は)僕の野球人生の中で大切な時間。巨人から2倍の仲間ができた」と話すなど、長野氏の義理堅い人柄は広島の人々を魅了した。坂倉もその一人。ブルペンで「今年も頑張ってね」と直接、激励の言葉をかけられ、決意を新たにした。

 「長野さんみたいには多分なれない。でも自分は自分なりに頑張って、その結果として(長野氏が)応援してくれたらうれしいなと思います」

 その“チョーさん”人気は今でも鯉党の間で絶大だ。スーツ姿で球場を訪れると、さっそうとブルペンへ。投球を見学していた鯉党からは大歓声が上がる。床田らの投球を見つめ、新井監督と話し込んで笑顔を見せる場面もあった。スタンドでは打撃練習に熱視線。ファビアン、モンテロが地鶏焼き体験をしていた現場を通りかかると「アミーゴ!」と笑いを誘う。久々にカープの空気に触れ「懐かしいですね。みなさんの顔を知っているので、安心します」と語った。

 長野氏は18年オフに巨人へFA移籍した丸の人的補償として広島に移籍。22年までの4シーズン在籍した後、無償トレードで巨人へ復帰し、昨季限りで現役を引退した。今年から大学院に通いながら巨人の編成本部参与としてフロント入りしている。天福球場を後にする際には「カープとジャイアンツで優勝争いをしてもらいたいですね」とほほえんだ長野氏。その思いをかなえるためには、坂倉の復活は欠かせない。日南の地で逆襲への準備を加速させる。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

広島カープ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス