広島・ドラ3勝田 堅守つながる「かむ力」咬合力は“オオカミ級”!なんと成人男性の2倍 「歯を食いしばって投げられる」

 歯科検診後、笑顔の勝田(撮影・北村雅宏)
 歯のチェックをする平川
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 広島の新人選手9人と現役ドラフトで加入した辰見鴻之介内野手(25)の10人が14日、広島市東区の広島口腔(こうくう)保健センターで歯科検診を受けた。ドラフト3位・勝田成内野手(22)=近大=が咬合(こうごう)力(かむ力)で、10選手中トップの1136・03ニュートン(約116キロ)の数値を出した。“オオカミ級”のかむ力を武器にする堅守で、二塁のレギュラー争いに参戦だ。

 勝田の白い歯が、キラリと光った。かむ力が、検診を受けた10選手中トップの数値をたたき出したと知らされた瞬間だ。「びっくりというか。こんなに、かむ力があるんだなと思いました」。そう言うと、再び顔をほころばせた。

 機器を口の中に入れ、上下の奥歯でグッとかみ、計測した。記録した1136・03ニュートン(約116キロ)は、成人男性の平均値の2倍弱。国際学術誌の研究によると、その数値は“オオカミ級”だった。

 かむ力が強いのは、日々の積み重ねがあったからと分析。関大北陽高校時代から続けるルーティンを明かしてくれた。

 「家にずっとガムがあって、食後に絶対にかむっていう習慣がありました。多分それが、かむ力につながっているのかなと思います」

 食後のガムは、虫歯予防に加え、満腹感が促進されるため、ダイエット効果があると言われる。「そのときは結構、太っていた。ガムをかめば、小顔効果にも良いみたいと聞いたので」とニヤリ。美意識の高さも継続できた要因かもしれない。

 強くかむ力は、自身の武器である堅守を支えている。二遊間や一、二塁間の深い打球を捕球後、素早く正確に送球できるのは、地面を強く踏み、粘れるからだ。

 「体勢が悪いときに、歯を食いしばって投げられる。プレーにもつながっていると思います」

 セ・パ12球団で最も身長の低い163センチだが、関西学生リーグで二塁手として6度、ベストナインに輝いた実力者だ。かむ力を基盤にする高い守備力で、名手・菊池の高い壁に挑む。

打にも生かす

 歯科検診では、虫歯が1本もなかった。乳歯が虫歯になり治療を受けて以降、歯磨きや定期的に歯科医院を受診しケアをしてきた。永久歯が生えてからは、一度も虫歯になったことがない。

 「今まで(歯を)意識したことはなかったけど、自然とかんでいたのかなと思う。きょうの検診で数値が表れたので、意識しながら、打撃にも生かせたら」

 15日からは、大野練習場で始まる合同自主トレに参加する。「焦ることなく、しっかり自分のペースでやりたい」。若鯉は新たな闘志を燃やし、力を込めた。

 【歯科検診で高い数値を出した主な広島の新人】

 ◆美間優槻(13年)同世代平均の倍以上となる咬合力1290ニュートン(約129キロ)。「かむ力が強くてもね…。(長打力は)技術の問題だと思う」と気を引き締めた。

 ◆塹江敦哉(15年)1385・5ニュートン(約138・55キロ)をたたき出し、美間を超えた。「かむ力だけでなく、野球でも一番になれるように」と笑顔だった。

 ◆正随優弥(19年)規格外の1616・63ニュートン(161・66キロ)。担当者は驚き、通常の2回ではなく4回検査を行った「まず1軍でプレーすることが第一優先」と浮かれなかった。

 ◆宇草孔基(20年)1359・08ニュートン(135・9キロ)。「かなり強いと言われました」。かむ力の左右のバランスも良く、担当者から合格点をもらった。

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