広島・末包 ドラ1平川に負けない 打撃改良!コンタクト率上げ「惜しいファウル」減らす 「テルみたいに無駄なくしっかり」
「広島秋季練習」(25日、マツダスタジアム)
広島・末包昇大外野手(29)が25日、“コンパクト打法”を習得して激化する外野手争いを勝ち抜くと誓った。マツダスタジアムでの秋季練習ではテイクバックの動きを小さくするなど、打撃改良に着手。チームは23日のドラフト会議で即戦力の平川蓮外野手(21)=仙台大=を1位で指名した。ライバルが増える中、進化した打棒で定位置を勝ち取っていく。
熾烈(しれつ)な競争に身を置く覚悟はできている。己の立場を確立するためには、自慢の武器を磨き上げるしかない。末包は「誰が入って来ても一緒。結果を残さないことには(試合に)出られない」と来季へ視線を向けた。
チームはドラフト会議で仙台大の両打ち外野手・平川を1位指名した。高い身体能力を誇る大型ルーキーが加入することで、外野3枠を巡る争いは激しさを増す。「アキさん(秋山)も野間さんもいますし(中村)奨成もいる。名前を挙げたらキリがない。どれだけ人がいようと、一番目立てるように今の時期をしっかりやっていければ。負けないように頑張ります」と闘志を燃やした。
ライバルたちを追い抜くため、さらなる打力向上を図っている。打撃フォームでは従来よりテイクバック時の動きを小さくし「無駄を省けるように取り組んでいます」とテーマを明かした。同時に下半身のブレも抑え、自身の感覚と対話を重ねている。
今季は自己最多123試合に出場した。キャリアハイに並ぶ11本塁打で62打点を挙げた一方で、打率は・243。「やっぱりコンタクト率というか、しっかり当てて飛ばすというのが大事だと思う。全体的な数字を上げるためには、そこ(コンタクト率)が大事」と自覚する。
打席全体を通しても「『惜しいな』というファウルが多く見られた。自分が思っているところと若干のズレが(あった)」と自己分析。今季両リーグ最多40本塁打を記録した阪神・佐藤輝を例に挙げ「テルみたいに本塁打を打つ打者も、無駄なくしっかりと(バットがボールに)当たっているから、それだけ飛ぶ。そういうところを今、取り組んでいる」。紙一重のズレをなくすべく、無駄のないフォームの完全習得を目指していく。
この日のシート打撃では7打席に立って6打数3安打1四球。鈴木、アドゥワらから快音を響かせた。「毎年毎年、危機感を持ってやっていますし、来季に向けて進化した姿を見せていければ」と誓った。ハイレベルな争いを制すため、理想の打撃を極めていく。





