右足首手術の広島・中村奨 早期完治へ年内に「100%で」 来季飛躍プラン語った「より一層、走れるように」
7日に右足首を手術した広島・中村奨成外野手(26)が19日、年内をメドに状態を100%に戻すプランを明かした。術後4日ほどで退院し、20日に抜糸を行う。現在は廿日市市の大野練習場でリハビリを開始しており、早期の完治を目指す考え。8年目の今季は自己最多104試合に出場し、レギュラーに定着した。さらなる飛躍へ、前進していく。
見通しの明るさが、動きと表情から伝わった。7日に手術した中村奨は、そこから2週間足らずで軽いキャッチボールを再開。歩行も問題なく「もう大丈夫です、歩くぐらいは」と現状を明かした。
球団は10日、7日に広島市内の病院で右足首を手術したと発表。「右陳旧性足関節内果骨折」と診断され、術式は「遊離体摘出術」。球団トレーナーは「骨折した痕があり、それが遊離体となっていたので、その骨片を取り除きました」と話していた。
入団した頃からの古傷で人生初の手術。本人は「去年までは(試合に)出たり出なかったりで、そんな気にすることもなかった。(今年は)こうやって出させてもらったので、このタイミングかなと」と経緯を語った。
現在こなせるメニューは距離の近いキャッチボールと、強度を抑えた体幹トレーニング。経過は順調そのもので、20日に抜糸する。「早く治すに越したことない。12月ぐらいには100%で(いけるように)」と年内までに全開に戻すプランを描く。患部の完治を最優先に考えつつ「痛みがなければ、どんどん(段階を)上げていきたい」と技術練習に早く取り組みたい思いを吐露した。その裏にはレギュラー死守への強い思いがある。
今季は開幕を2軍で迎えるも、7月初旬からスタメンに定着した。右肩負傷で離脱もあったが、104試合の出場で打率・282、9本塁打、33打点。全てでキャリアハイの成績を残し、1番打者の座をつかみ取った。
「自分的にはいいモノを出せたと思っている。来年、これ以上の成績を残さないといけない。いいモノが出た中で、さらにレベルアップできるように」と闘志を燃やす。
次に見据えるのは全試合出場。「今年104試合出させてもらって、来年は143試合出たいというところが出てきた。そこに対して少しでも不安材料がなくなれば」とさらなる高みを目指す。
同時に、今季8度の盗塁企図で成功2にとどまった事実にも触れ、「より一層、走れるようになった姿を見せられるように」と“俊足復活”にも意欲を示した。不動のレギュラーの座を目指し、着実に歩みを進めていく。





