広島が創価大・立石の1位指名を公表!12球団最速、事前公表は4年連続 競合必至も迷いなし「1番評価した選手」と田村スカウト部長

 広島が13日、スカウト会議をマツダスタジアムで開き、ドラフト1位に立石正広内野手(創価大)を指名することを公表した。田村スカウト部長は「1番評価した選手」と語った。

 立石は競合必至の今ドラフトの目玉。広角に打ち分け、本塁打も打てる右の中距離ヒッターだ。ポジションは三塁と二塁を主に守ってきた。

 広島の内野陣はベテランの菊池を筆頭に、首位打者の小園、大卒1年目の佐々木、昨季GG賞の矢野など実力者がひしめき合う激戦区。一方でチームは長年にわたって得点力不足を解消できておらず、右の強打者を競合覚悟で指名することに決めたとみられる。

 また、立石は広島の隣県である山口県防府市出身。地元出身のスター候補として大きな期待も懸かる。広島がドラフト1位指名選手を事前に公表するのは4年連続となった。昨年は12球団で唯一、ドラフト1位指名を公表し、宗山塁(明大・現楽天)を指名。外れ1位として佐々木(青学大)を指名した。

 ◆立石 正広(たていし・まさひろ)2003年11月1日生まれ。山口県防府市出身。右投げ右打ち。180センチ、85キロ。7歳から華浦スポーツ少年団野球部で野球を始め、高川学園中では高川学園リトルシニアに所属。高川学園高では3年夏に出場した甲子園で中越え2ランをマーク。創価大では1年春からベンチ入りし、2年春に打撃3冠を獲得。3年夏には大学日本代表に選出され、国際大会5試合で4番を任された。50メートル走6秒1。

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