広島が来季再建へテコ入れ 高橋建&横山竜士両2軍投手コーチが今季限りで退団へ 近日中に発表、後任は未定

 広島の高橋建2軍投手コーチ(56)と横山竜士2軍投手コーチ(49)が今季限りで退団することが28日、分かった。近日中に発表される見込みで後任は未定。高橋コーチは2022年に1軍投手コーチとして入閣し、翌年に2軍に配置転換。横山コーチは2020年から4年間1軍投手コーチを務め、24年から2軍を担当した。現役時代からカープを支えた2人がユニホームを脱ぐ。

 来季の逆襲へ、球団はコーチ陣のテコ入れに乗り出した。この日、2軍はウエスタン・くふうハヤテ戦(ちゅ~る)で大勝を収め、今季の全日程を終えた。その中で高橋2軍投手コーチと横山2軍投手コーチが今季限りで退団。低迷期からカープのために腕を振ってきた2人が、ユニホームを脱ぐことになった。

 両コーチは今季、いずれも2軍担当として新人の佐藤柳や菊地ら将来性豊かな若鯉の成長を後押し。2軍戦に登板する若手の姿に目を凝らしつつ、育成に尽力してきた。また野村3軍投手コーチ兼アナリストとも密に連携を取り、2軍戦で伸び悩む若手に対しては実戦からあえて遠ざけ“ミニキャンプ”の形で投げ込み期間を設けるなどして、現状打開へのサポートを施してきた。

 高橋コーチは94年度ドラフト4位で広島入団。1年目から先発、中継ぎで39試合に登板した。本格的に先発転向した01年には自身初の10勝をマーク。06年にはキャリアハイの54試合に登板した。08年オフに海を渡る決意を固め、翌年には40歳にして米大リーグに挑戦した。

 10年に広島へ復帰し、同年限りで現役を引退。16年からは阪神の2軍投手コーチに就任し、22年にコーチとして古巣に復帰した。「建さん」の愛称で親しまれ、豊富な経験に基づいた的確なアプローチで力を注いだ。技術指導では「ストライク率」の重要性を選手に説きながら、投手陣全体の底上げを図ってきた。

 横山コーチは福井商から94年度ドラフト5位で広島に入団。99年に右肩のルーズショルダーを発症して登板機会が減った時期もあったが、09年には自己最多31ホールドを記録した。13年には史上90人目の通算500試合登板を果たし、広島ひと筋20年の現役生活を過ごした。20~23年は1軍投手コーチを務め、昨季から2軍を担当。積極的にコミュニケーションを図りながら選手に寄り添う、熱のこもった指導で投手陣のレベルアップに貢献した。

 球団は今後、後任候補の人選に着手していく方針。チームはすでにBクラスが確定しており、24日には新井監督の来季続投が決定した。目指すは8年ぶりの覇権奪回。育てながら勝つ難題をテーマに立て直しを図る。

 ◆高橋建(たかはし・けん)1969年4月16日生まれ、56歳。神奈川県出身。横浜高、拓大、トヨタ自動車を経て、94年度ドラフトで広島から4位指名。09年にはメッツでMLBデビューを果たした。10年に広島に復帰し、このシーズン限りで現役引退。NPB通算は459試合で70勝92敗、防御率4.33。引退後は阪神、広島で2軍投手コーチなどを歴任した。

 ◆横山竜士(よこやま・りゅうじ)1976年6月11日生まれ、49歳。福井県出身。福井商高から94年度ドラフト5位で広島入団。セットアッパー、クローザーとして活躍し、13年には500試合登板を達成。14年限りで現役引退。NPB通算は507試合で46勝44敗、17セーブ、110ホールド、防御率3.42。引退後は評論家を経て、広島の1・2軍投手コーチを歴任した。

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