広島・常広が炎上 4回自己ワースト7失点 チームは前日に2年連続Bクラスが確定

 2回、蝦名に右前2点適時打を打たれた常広(左)。右は一塁手の坂倉(撮影・開出牧)
 3回、石上(後方)に右越え2ランを打たれぼう然と立ち尽くす常広(撮影・開出牧)
 2回、林に先制の中前適時打を打たれた先発・常広(撮影・開出牧)
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 「DeNA-広島」(21日、横浜スタジアム)

 広島の先発・常広羽也斗投手が三回終了時で7安打7失点と炎上した。結局4回で交代し、7失点は自己ワーストとなった。

 初回は三者凡退で立ち上がるも二回に暗転。2安打1死球で1死満塁のピンチを迎えると、林に先制適時打を浴びた。さらに蝦名にも2点適時打とされ、プロ初出場の捕手・清水が二盗阻止を狙うも悪送球となるミスも重なり、1イニング4失点した。

 立ち直りを期した三回も山本の犠飛で追加点を与え、石上に右翼ポール際への2ランを被弾。序盤だけで7失点した。

 大卒2年目の常広は、この日が今季5試合目の登板。試合前の時点で2勝2敗、防御率3・54の成績を残している。

 チームは前日、20日・巨人戦で敗れ、今季のBクラスが確定した。CS進出の可能性が断たれた中でも、左翼スタンドの一角は赤く染まり、変わらぬ声援を送り続ける鯉党がいた。

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