広島・新井監督 決勝打の中村奨に「アリスになってきている」 名曲になぞらえて絶賛も「なお精進して」と求める【一問一答】
「広島5-0中日」(13日、マツダスタジアム)
広島が3連勝で逆転でのCS進出に望みをつないだ。今季4戦4敗と苦戦していた高橋宏に対し、1・2番コンビが躍動した。三回に中村奨が先制の2点適時打を放つと、五回にはファビアンが16号2ランで加点。天敵攻略に成功した。先発・常広は6回4安打無失点で2勝目を挙げた。以下、新井貴浩監督(48)の主な一問一答。
(テレビインタビュー)
-常広が2勝目。
「真っすぐのキレは彼本来のものではなかったと思うんですけど、その分ボールを低めに集めて、よくゼロで抑えたと思います。ナイスピッチングでしたね」
-中村奨が先制打。
「中村君がですね、何かほんと少しずつ頼りになる雰囲気が出てきていますので、これからも継続して頑張ってもらいたい」
(囲み取材)
-苦手としていた高橋宏を攻略。
「きのうの柳もいい投手だし、自分たちが勝てていなかった、打てていなかったなかで点が取れて勝てたというのは、まあまあ、少しずつなんだけど成長しているな、と。また奨成がね、昨年までだったらああいう場面でなんでもかんでもって感じだったけど、そこが落ち着いている。技術的な裏付けというか、自分でもちょっとアリスになってきているかな、と」
-アリス?
「知らない?つかみ~かけた。まだつかみかけている段階だから、まだつかんでいないから。まだがっちりつかんでないから、つかみ~かけたって。そういう段階だから。なお精進して、練習してもらいたいなと」





