広島・新井監督が接戦に勝利も相次ぐ走塁ミスに厳しい言葉「今日はもらった勝ち。自分が大いに反省しないと」一問一答

 8回の攻撃を終え、藤井ヘッドコーチと話をする新井監督(撮影・市尻達拡)
 2回、佐々木を打席に迎えた場面で、一、二塁間に挟まれ、タッチアウトになる菊池(撮影・市尻達拡)
 5回、京田の2点タイムリーエラーで生還した、菊池を出迎える新井監督ら(撮影・市尻達拡)
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 「広島2-1DeNA」(3日、マツダスタジアム)

 広島が接戦を制し、連敗を「3」で止め、3位・DeNAに再び1ゲーム差に迫った。先発の大瀬良は自己ワーストの7四球を与えるも、5回1失点で7勝目。打線は五回に前川が放った打球に適時失策が絡んで逆転に成功。しかし、けん制死などミスも相次いだ試合運びに、指揮官は厳しい言葉を並べた。以下、新井貴浩監督(48)の主な一問一答。

 -接戦を制した。

 「大地もあまり調子が良くなかったんですけど、粘りながら何とか最少失点で抑えてくれたと思います」

 -五回は代打・前川の打球が適時失策を誘発。

 「誠太が3ボールになったんですけど、よくスイングしたなと。二遊間は下がっていたので、そういうのも見てスイングしたのかなと思う。いい思い切りだったと思います」

 -六回以降は中継ぎ陣が無失点リレー。

 「散々の走塁ミスで向こうに流れが行っていたんだけどね。中継ぎ陣がよくその流れを断ちきってくれたと思う。選手は本当に頑張っていたと思うけど、こんな野球をしていたらクライマックスシリーズなんて出られないと思う。選手はよく頑張っている」

 -走塁ミス。盗塁死が三つとけん制死が一つあった。

 「そこは戦術的なことなので言えないけど、選手はみんなよく頑張ってくれていると思います。ただ、こんな野球をやっていたらクライマックスシリーズなんて出られない。今日はもらった勝ち。そこは自分が大いに反省しないといけない試合だったと思う」

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