広島が今季最長タイの5連勝!坂倉が復調の2打席連続適時打 森が7回1失点で6勝目 14者連続アウトに「カウント有利になれた」
「ヤクルト2-4広島」(29日、神宮球場)
投打のかみ合った広島が今季最長タイの5連勝を飾った。5連勝は4月10~15日以来、2度目。
攻撃陣をけん引したのは坂倉だ。二回2死一塁から低めカーブを捉え、左中間に適時二塁打。自身64打席ぶりの適時打でチームに先制点をもたらした。四回は羽月に適時三塁打が飛び出し、なおも1死三塁から再び坂倉が右前にはじき返して3点目を奪った。扇の要は試合前時点で今月の打率・171。低空飛行が続いていた中、確かな上昇ムードを漂わせた。
投げては先発・森が7回2安打1失点の好投を披露した。立ち上がりからリズム良く腕を振って六回まで1安打投球。七回2死から村上にソロを浴びるも、後続を寸断して7月31日・阪神戦以来の6勝目を手にした。
ヒーローインタビューでは「本当にうれしいです」と語り、「ヤクルトはいい打線なんですけど、どんどん攻めていこうと」。中盤には14者連続アウトもあったが「カウント有利になれたんでよかったかなと思います」と振り返っていた。5連勝には「まだまだ勝ちをつなげられるようにと思っていたので、勝てて良かったです」と喜びを噛みしめた。





