広島・新井監督「誠也のなにが優れているかって」鈴木誠也引き合いに末包の奮起促す「クソッっていう思い持ち続けて」【一問一答】
「広島2-7ヤクルト」(17日、マツダスタジアム)
広島が大敗し、最下位・ヤクルトにカード負け越しとなった。
打線は11安打を放ちながら2得点。4番・末包と5番・坂倉が好機で4度凡退した。新井監督は「そういう悔しさってずっと覚えておかないといけない。(鈴木)誠也のなにが優れているかって、そういうところ優れているから」と鈴木誠也を引き合いに奮起を促した。以下、新井監督の主な一問一答。
-先発・遠藤は四回途中6失点KO。
「立ち上がり、球威はあるように見えたけどね。球威自体は。ただコントロールが苦しんでいたんで。という印象かな。球威自体はあったと思う、立ち上がり」
-打線、初回いい形でチャンスを作った。
「やっぱり、今日はスエのところに結構チャンスで回ってきて、本人も悔しいと思うし。ただこの悔しさを燃やしてね、力に変えないといけないと思う。そして成長していかないといけないから。俺が現役の時も相手の4番に負けたくないとかね。例えば他のチームの同じポジションの選手に負けたくないとか。そういうふうに思ってやっていたから。チーム内の競争はもちろんそうなんだけど、さらにやっぱりもう1つ2つ高い意識をしないと。チーム内だけの競争じゃなしに、相手チームの4番に負けないとか。相手チームのサードの負けないとかね、キャッチャーに負けないとか。自分はそういうつもりでやっていたから。現役の時にね。じゃあ今、自分が他のチームに行ったら出られるのか。レギュラーとして出られるのか、という風なね。さらに成長していくためには、チーム内の競争だけじゃだめだと思う。外に目を向けないと。そういうことです」
-末包の明日以降の打席内での取り組みを見たいところ。
「もちろん。そういう悔しさってずっと覚えておかないといけないから。自分でずっと覚えて、くそっという思いを持ち続けてね。誠也だって、誠也のなにが優れているかって、誠也はそういうところ優れているから。絶対負けない、くそって。悔しい思いを持ち続けて、燃やし続けることができる。それも大切な、成長していくために成長な要素なんでね。切り替えて切り替えてばかりじゃなしに、悔しい気持ちを持ち続けて。いい意味で次の試合に持ち込んでいく。そういう作業は自分でしかできないから。自分はそういう風に思ってやっていたしね」





