広島が首位阪神に19年ぶりの6連敗 ゲーム差は7・5まで広がる 新井監督の積極采配実らず 床田は今季最短4回3失点で6敗目
「広島1-6阪神」(8日、マツダスタジアム)
広島が首位・阪神に完敗。ゲーム差は7・5まで広がった。同戦は2006年以来、19年ぶりの6連敗となった。
先発・床田が誤算だった。初回1死二、三塁から佐藤輝に先制の2点適時打を浴びる。前回1日・ヤクルト戦(マツダ)に続き、2試合連続で初回失点となった。四回にも前川に適時二塁打を浴び、直後の攻撃で代打を送られて交代。今季最短の4回4安打3失点での降板となり、6敗目を喫した。
打線は今季初対戦の相手先発・才木を攻め続けた。初回から三回まで毎回走者を得点圏に置くも無得点。3点を追う四回は新井監督が積極采配を見せた。
1死一、二塁で矢野に打順が巡ると、代打・田中を起用。田中がフルカウントから四球を選ぶと、続く床田には代打・秋山を起用。秋山は浅い左飛に倒れるも、中村奨が押し出し四球をもぎ取り、ようやく得点。しかし以降の好機はものにできず苦しい攻撃が続いた。





