広島代打・中村奨が値千金の一打、四回２死満塁で左越えに走者一掃の適時二塁打！「初球から思い切っていきました」 勝負手実った新井監督もガッツポーズ
「広島－楽天」（２２日、マツダスタジアム）
広島が代打・中村奨成外野手（２６）の一打で試合をひっくり返した。
２点を追う四回だ。安打と連続四球で無死満塁の絶好機を迎えるも、矢野は空振り三振。菊池は浅い左飛で三走・モンテロはスタートを切れず、球場全体に重い空気が漂い始めた。９番・森に打順が回ると、新井監督は代打・中村奨を送り込んだ、
若鯉は相手先発・藤井の初球を振り抜き、レフトオーバーの走者一掃となる適時二塁打。送球間に三塁へ達すると、何度もガッツポーズを繰り出して感情を表現した。勝負手が実った新井監督もガッツポーズを繰り出した。
本人は「２アウトでチャンスだったので、とにかく集中して入りました。朝山（打撃）コーチから『満塁だし、甘いのを積極的に狙っていけ』と言われていたので、初球から思い切っていきました。森さんの代打だったので何とかランナーを返すことができて良かったです」とコメントした。
