広島・森下 自身連敗ストップ&4勝目へ粘り腰見せる 「走者出してからゼロで帰って来る」

 キャッチボールをする森下(撮影・市尻達拡)
 キャッチボールをする森下(撮影・市尻達拡)
 キャッチボールをする森下(撮影・市尻達拡)
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 広島・森下暢仁投手(27)が8日、粘りの投球で自身の連敗を止めると意気込んだ。先発する9日・DeNA戦(横浜)に向け、この日はマツダスタジアムで調整。キャッチボールなどで汗を流し「粘り強く、走者を出してからゼロで帰って来るような投球ができたら」と青写真を描いた。

 前々回、4月25日・DeNA戦は7回2失点(自責点1)で黒星。前回2日の中日戦は6回10安打4失点で3敗目を喫した。2日の同戦は相手先発・高橋宏に11球粘られる場面もあり、球数は6回で117球に到達。「アウトを簡単に取れるところに球数を使ってしまったり、走者を出してから浮いたところがあった」と反省を口にした。

 4連勝中のチームとともに、再び上昇気流に乗りたいマウンド。安打を許してからの投球を鍵に挙げ「走者を出してから本当に粘り強く、そこで球数を使ってもいいと思うし、1イニング1イニングしっかりやれたら」と、目の前のアウトを奪うことに集中していく。

 DeNAは主砲・オースティンが5日から1軍に復帰した。牧や佐野らが名を連ねる打線は強力さを増すが「ゾーンでしっかり勝負しながら、やれたらなと思います」とボール先行にならないことを誓った右腕。直近の試合で披露できなかった粘り腰を示し、4月18日以来の4勝目をつかむ。

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